このブログが日経デジタル版に取り上げられました。無料登録すると、月10本程度まで無料で全文を見ることができます。
江戸庄蔵さん(投信ブロガー)のシニア運用、ETFで資産2億円超に倍増
PDFはこちらからご覧いただけます。
売る立場でなく、ユーザーの対場から
私は還暦を過ぎ、年金生活者です。長年のサラリーマン人生の中で、ユーザー側で金融資産に関係する仕事に携わる機会が何度かありました。具体的には、メーカーなどに勤めていた時に、社員持株会、企業型確定拠出年金、確定給付年金、厚生年金基金の各組織において、理事長、責任者、役員の経験がありました。そして、それは営業する側の金融機関の社員という立場ではなく、それ等の制度を利用して、社員などに福利厚生を増大させる立場です。その中で、金融機関に対して、こちらから注文を出して一部是正できたこともありました。
自分と連れ合いの資産運用
さらに、自分でも資産運用を実施した結果、うまくいかなかった時期もありましたが、全体としては今のところ良好な成績を残すことができるようになりました。2024年6月現在の私の評価益は3億9千万円、連れ合いは8千2百万円程度です。そして、資産運用について、どう取り組んだらよいかということについて、本屋の書籍やインターネットのホームページでは語られていないこともあるのではないかということに気が付きました。特に、最近は低コストのインデックスファンドとネット証券ばかりですが、対面証券の株式ETFでも同程度の成績をおさめることが可能です。中高年層は、野村証券などに口座を開いていますが、それで十分効率的な資産運用ができます。ネット証券にわざわざ口座を開く必要はありません。
運用実績
連れ合いは2007年から、私は2010年から、主に1306(TOPIX連動型上場投資信託)、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)などのETFで資産運用を行ってきました。なぜETFで運用し、その結果はどうだったのでしょうか。それをグラフなどを使って分かりやすく説明しました。毎月の初めにポートフォリオと運用実績を掲載していますので、ぜひご覧ください。
基本的な投資方法
私は銀行預金を証券会社に送金して、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)やSPY(SPDRのS&P500に連動するETF)などを買いました。チャイナショックを乗り越えて、かなり多額の評価益が出ました。また、私の連れ合いはリーマンショック直前に1306などを買いましたが、リーマンショック、チャイナショックという苦しい時期を乗り越えて、多少なりとも評価益が出ました。それもたまたまそうなったというよりは、それを実現できるETFであるSPYなどに投資したのですから当然の成果が出たといえるかも知れません。
インフレ対策
私が、ETFなどによる資産運用を始めたきっかけは、国債残高が増えることによって、今後激しいインフレが起る可能性が高いと考えたからです。このことについては、「膨大する国債残高と個人ができるインフレ対策」をご覧ください。
実際に苦しみ、悩んだことを書きます。
このブログでは、できるだけ、実際に経験し、考え、成功し、失敗したことを書くつもりです。こうあるべきだというホームページ、こうすればこれほど資産運用益を手にすることができたはずだという記事はたくさんありますが、今、ここで私が理屈をいくら述べても、あまり参考にはならないでしょうし、おもしろくもないでしょう。プライバシーに関することは除いて、できるだけ参考になることを書くつもりです。私の連れ合いの資産運用についても私のものと同様に、長く暗いトンネルをトボトボと歩いた後に明るい日差しがさしましたので、ご参考になるように書き綴っていく予定です。
若い人の資産形成
私たちには30歳代の子供たちがいます。確定拠出年金、NISAで資産形成をしています。その商品についての説明もしています。
家族のポートフォリオの基本方針
- 全員共通:長期・分散・低コストとほったらかし投資(買いっ放し、バイ・アンド・ホールドBuy and Hold)
- 私:野村證券で、NISA、確定拠出年金、世界の株式ETFに投資
- 連れ合い:野村證券で、NISA、日米の株式ETFに投資
- 子供1:SBI証券のNISAと投資信託で、低コスト外国インデックスファンド、iDeCoに投資
- 子供2:SBI証券のNISA、選択制企業型確定拠出年金、低コスト外国インデックスファンドに投資