2017年まではNISAを利用していましたが、2018年1月のつみたてNISA開始とともに、こちらに切り替えました。
野村つみたて外国株投信
野村證券の場合、NISAで外国株式ETFを購入できないので、NISAをやめたのです。その時、野村證券が「野村つみたて外国株投信」という低コストのNISA専用商品を発売したので、野村證券でつみたてNISAを使うことにしました。この商品の信託報酬は税抜年0.19%で、当時はかなり低コストのため「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」の第4位に入りました。野村證券のような大手対面証券会社が、思い切った低コスト商品を発売したことに対して、投信ブロガーも大いに評価したものでした。しかし、その後他の商品がどんどん低コスト化を進める中で、野村のこの商品だけは信託報酬を安くしないので、魅力はなくなってきました。私も、もし将来SBI証券に口座を開設すれば、この商品を野村からSBIに移管することを考えたいと思います。野村も、次々と低コスト化を実行しなければ、会社の成長どころか存続も危うくなっていくでしょう。
毎月33,000円積み立て
この折れ線グラフの青い直線は取得金額で、毎月33,000円の定額を積み立てています。赤い評価額は青い線の上下を行ったり来たりしています。本当は青い線の下の方を這っていた方が、将来的に評価益が出るのですが、そんなにうまくは行きません。
資産別配分は先進国株式が87.8%、新興国株式が12.1%です。
アメリカが6割
もう少し詳細を見てみましょう。アメリカが約6割を占めています。この商品は外国株式なので日本が入っていませんが、もし入れるとすると10%程度になると思います。それにしても、イギリス、フランスが入っているのに、なぜかドイツは入っていませんね。
国・地域 | 純資産比 |
アメリカ | 59.1% |
イギリス | 5.2% |
フランス | 3.4% |
カナダ | 3.4% |
スイス | 3.4% |
その他の国・地域 | 25.5% |
合計 | 100.0% |
通貨も分散
この商品の良いところは、株式の分散だけでなく通貨も分散しているところです。私の金融資産の運用はETFを中心にしていますが、アメリカのETFが多いので、通貨はUSドルに偏っています。外貨MMFも以前はユーロMMFを持っていたのですが、ユーロの超低金利政策が原因で償還になってしまいました。
通貨 | 実質通貨比率 |
アメリカ・ドル | 63.1% |
ユーロ | 9.9% |
イギリス・ポンド | 5.1% |
香港・ドル | 3.6% |
カナダ・ドル | 3.3% |
その他の通貨 | 14.8% |