どう対処すればよいでしょうか。
2025年7月23日のCNBC Make itの記事を読んで見ましょう。
This 15-minute weekly habit can help you get better with money, therapist says—here’s how
セラピストによると、週に15分の習慣でお金の使い方が上手になるそうです。その方法をご紹介します。
経済的な将来に不安を感じていますか?
あなたは一人ではありません。ノースウェスタン・ミューチュアルの最近の調査によると、アメリカ人の10人中7人近く(69%)が、経済的な不安定さが不安や憂鬱感につながっていると答えています 。
カンザス州立大学のファイナンシャルセラピストで教授のメーガン・マッコイ氏は、経済的な不安は、将来の自分のために、同年代の人のために、あるいは同年代の人と比べて、自分が十分にうまくいっていないという考えから生じる、迫りくる感情であると言う。
「不安は一日中頭の中で渦巻いていて、特にお金のこととなるとなおさらです」と彼女は言います。しかし、こうした感情を避けようとしたり、他のやりたいことを邪魔したりするのではなく、それらに対処するための時間を確保しましょう。
「驚くほど効果的な戦略は、毎日または毎週、お金の心配事だけに集中する15〜20分の『心配時間』を設けることです」とマッコイ氏は言う。
「心配時間」を最大限に活用する方法
まず、不安なことをすべて書き出しましょう。具体的な数字に基づいた心配事(「子供が私立大学に行きたいと言ったら、どうやってお金を払えるか分からない」)から、ライフスタイルに基づいた不安(「私のインスタグラムのフィードに出てくる人たちはみんな、私よりも頻繁に、そして素敵な休暇を取っているようだ」)まで、あらゆることが考えられます。
そこから、項目を「コントロールできるもの」と「コントロールできないもの」の 2 つのリストに分類します、とマッコイ氏は言います。
「このプロセスは、漠然とした、しつこい不安を、行動と受容という二つのバケツに変えるのに役立ちます」と彼女は言います。「恐怖を無視することではなく、意図を持って恐怖に対処する方法を学ぶことです。」
自分でコントロールできることについては、望む変化に向けて、小さな一歩を踏み出すことに集中しましょう。例えば、529口座やバケーションファンドに定期的に自動入金を設定するなどです。
マッコイ氏は、これらの目標にちなんで専用の貯蓄口座に名前を付けることができれば、さらに効果的だと指摘します。具体的に名前を付けた口座は「整理整頓された気分になり、進捗状況に感情的にも愛着が湧きます」と彼女は言います。「また、お金に既に目的があるため、衝動買いの誘惑も抑えられます。」
自分で準備するのが大変そうに思えるなら、遠慮せずに助けを求めてください、とマッコイ氏は言います。ファイナンシャルプランナーは、あなたの不安や目標を具体的な行動に移すお手伝いをしてくれます。雇用主を通して無料でサポートを受けられる場合もあります。
株式市場の将来、米国の貿易政策や税率、友人がどれだけ儲かっているかなど、自分ではコントロールできない要素については、自分に少し寛容になってあげてください。
マッコイ氏は、一歩引いて、自分なりの基準で成功を再定義してみることを提案しています。選択肢はありますか?支出は自分の価値観と一致していますか?お金の貯め方や使い方について、意識的に取り組んでいますか?
3 つの質問すべてに「はい」と答えた場合は、自分が思っているよりもうまくいっている可能性があります。
「この再構築によりプレッシャーが軽減され、財務の健全性についてより現実的で思いやりのある見方ができるようになります」とマッコイ氏は言う。
お金のことが心配なら、今すぐ計画を
2019/12/10 東証マネ部!
はじめに バンガード マシュー・バロベッキオから
心配とは「不安にかられること、または動揺すること」を指します。
私たちは、問題や不確かな未来を目の前に突きつけられた場合、最悪の事態に備えるためにありとあらゆる可能性を想定し、結末を恐れて行動を先送りにしてしまいがちです。私たちの多くにとって、心配は一時的な感情ですが、中にはそれが体に染みついてしまっている人もいます。
心配なのは皆同じ
私が一番心配していることは何か、お知りになりたいですか?それは子どもたちと過ごす時間です。私と妻の間には5人の幼い子どもがいるのですが、私はよく、子ども一人ひとりまたは全員の相手をするために、1日または週のどのくらいの時間を割いているだろうかと自問します。
どの子とも均等に時間を過ごせているだろうか?十分な目的意識を持って時間を過ごせているだろうか?子どもたちは楽しんでいるだろうか?愛されていると感じているだろうか?満たされていると感じているだろうか?私は、子どもたちと一緒にいる時は常に正しくありたいと考えています。この気持ちは、子を持つ親ならほとんどの方に共感していただけるでしょう。
興味深いことに、私はお金の心配をしたことがありません。子どもの頃、父にこう言われたことがあります。「死ぬ時に銀行口座に1ドルでも残っていたら、生涯生活するのに必要な以上のお金を持っていたことになるよ。」この名言を聞いて以来、私の視野は開け、得意だったことの一つが一層得意になりました。それは計画を立て、それに従うことです。
人生は予測不能であり、だからこそ計画は柔軟でなければなりません。重要なのは、曖昧さを受け入れることです。「できる限りのことはした」と思えるまでやって、すべてをコントロールすることなどできないことを受け入れれば、自由と心の平穏を得ることができます。
では、私の子どもたちとの過ごし方と、家計の管理方法との違いは何でしょうか?家計に関しては長期計画を立てていますが、子どもたちとの過ごし方に関しては行き当たりばったりに近いという点です。(このブログを書きながらこのことに気づいた私は、早速子どもたちとの過ごし方を変え、計画を立て始めました。)
老後の蓄えに関する恐ろしい統計と向き合う
もしあなたが他のほとんどの人と同様なら、財務と老後の蓄えについて不安を抱いているはずです。それは無理からぬことです。私はクライアントが生産的な方法で心配事に立ち向かえるよう、コーチとして支援することが多いのですが、その経験上、新聞の見出しや統計がいかに未来予想図に影を落とすかを知っています。
ここで、あなたを不安にさせるかもしれない統計と、行動を起こして計画を立てることによって恐怖を克服するアイデアをいくつかご紹介しましょう。
正式なファイナンシャル・プランを作成している労働者は10人中1人だけ*
計画がなければ、市場の動きに右往左往したり、性急に決断を下したりする確率が高まるおそれがあります。予め計画を立てておけば、物事を俯瞰的に捉え、自分が今置かれている状況を明らかにし、支出や貯蓄の習慣をどう変えるべきかがわかります。計画は、「もしもの時にどうするのか」というあらゆる疑問に答えを出す知識と自信を与えてくれるのです。
行動を起こし、計画を立て始めることが最初の一歩です。
米国人の42%は老後に備えた貯蓄額が10,000ドル以下**
この統計から分かるのは、老後に向けた貯蓄目標を達成できそうにない米国人が非常に多いということです。年金は比較的若い世代にとってはあまり一般的ではないこと、医療費が上昇し続けていることなど、多くの障害があることを考えれば、驚くには当たりません。子どもの大学費用を工面する必要がありますし、同時に親自身の学生ローンを返済しなければならない人もいます。
あなたはこういった目標をどうやって両立させていますか?目標から逸れている場合は、以下に示すいくつかの簡単なステップによって、達成への道筋を修正することができます。
・できるだけ多く、できるだけ頻繁に貯蓄する。引退がまだずっと先なら、複利効果を利用できる可能性が高くなります。
・引退を先延ばしにする(この点については後でもっと詳しく説明します)か、生活費を削る。とりわけ引退が近い人には、この対策は特に現実的です。
・計画を立てる。コントロール可能なこと、自分にとって大切なことに焦点を当てる。計画を立てることによって、目標を実現するために何ができるかを把握することができます。
労働者の2/3は仕事にやりがいを感じていない†
あなたがこの2/3に当てはまるとしても、引退したい年齢を過ぎて働き続ける必要があるかもしれません。そしてあなたが私と同じタイプなら、何か楽しいことをしたい、自分がすることを楽しみたいと考えるはずです。
しかし、どうしても仕事にやりがいを感じられないのなら、昔ながらのアメリカン・ドリームを追いかけ、本当に好きなことをするのも一つの選択肢です。働き続けると言っても、世界旅行、ゴルフ、新しい趣味を始めるといった老後の計画を必ずしも先送りする必要はありません。引退を遅らせることで、実際にはこれらの計画の実現を前倒しできる可能性があります(ファイナンシャル・プランが役立つのはこういう時です)。
キャリアを変更する考えがないのなら、フレックスタイムを導入したり、パートタイムに切り替えたり、コンサルタントとして仕事を続けてもよいでしょう。より長い間働くことは、認知機能に良い効果をもたらすことが研究から分かっています。††
また仕事を続ければ、老後に備えた貯蓄がしやすくなると同時に、会社の医療保険を利用できるというメリットもあります。
私が重要だと思うのは、自分の仕事を好きになることです。自分がしていることを楽しみ、やりがいを感じながら取り組めば、達成感が味わえるだけでなく、老後に備えた貯蓄を増やすことができます。
最後に励ましの言葉として、「計画は平穏をもたらす」
私は平日の夕方、毎日順番に一人ずつ子どもの相手をし、週に1度「デートの夜」を取り入れる計画を立てました。すると生活パターンが定まり、できることとできないことを現実的に判断できるようになり、雑然としていた自宅が快適な空間に変わったのです。これと同じように、組織立った規律あるアプローチは、あなたの生活の財務面にも潤いをもたらす可能性があります。
行動を起こしましょう。自分が置かれている現状を把握しましょう。心配するのを止め、計画の作成に取りかかりましょう。
そして「できることはすべてやっている」という満足感を手に入れましょう。