特定口座年間取引報告書など

◎今日のテーマ1:特定口座年間取引報告書

確定申告に必要な書類

野村證券から特定口座年間取引報告書が届きました。2月、3月の確定申告で提出する資料です。私は、野村證券に、特定口座以外に、NISA、つみたてNISA、DCの口座を持っています。そのうち、確定申告に必要なのは特定口座だけです。

配当金総額は310万円

配当などの額および源泉徴収税額等は、この表の通りです。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)は、配当に約20%の所得税・住民税がかかりますから、90万円✖20%=18万円となります。外貨ETFはSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)などです。配当に対して、外国の所得税約10%と国内の所得税・住民税約20%がかかります。外国の所得税は、220万円✖10%≒21万円、国内の所得税・住民税は、220万円✖20%≒40万円となります。外国で10%、国内で20%課税されると、10%分がダブル課税になりますから、その分を確定申告で還付してもらう必要があります。果たして、20万円が還付されるでしょうか。昨年は、危うく16万円を損するところだったので、今年は用心して申告したいと思います。

単位:万円(概数) 配当 所得税・住民税 外国所得税
1306 90 18
外貨ETF 220 40 21
合計 310 58 21

◎今日のテーマ2:老齢厚生年金の源泉徴収票

日本年金機構から、「平成30年分 高定期年金等の源泉徴収票」が届きました。私は、60歳を超えていて、パートタイマーとして働いていますが、その額が少ないので特別支給の老齢厚生年金を受けています。年間で約160万を受給していて、源泉徴収額は1,000円ほどです。ちなみに、連れ合いの源泉徴収額は、0円です。金額は少ないのですが、二人とも給与所得が20万円を超えていますので、確定申告をしなければなりません。

◎今日のテーマ3:確定給付企業年金

投資のバランスは、現在の金融資産だけでなく厚生年金も考慮すべき

確定給付企業年金の支払通知書が届きました。確定給付企業年金(DB:Defined Benefit Plan)は、以前勤めていた会社から支給されます。受け取り方法としては、退職時に一時金で受け取ったり、一定期間に年金の形で受け取る方法の中から選びます。私は、最長期間である20年間の年金として受け取っています。私のポートフォリオは、株式のETFがほとんどですが、このDBは2.5%の利回りなので、ローリスク・ローリターンと言えます。ローリスク・ローリターンの年金は、私の場合、この他に、財形年金、そして厚生年金があります。そして、国内・外貨ETFのバランスをとることによって、将来の不確実性に対応しています。DBの支給月は奇数月で、厚生年金が偶数月ですから、毎月どちらかを受給します。今回の支給額は源泉所得税1万円を差し引かれて、約13万円です。

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