私のNISA、確定拠出年金 2024年4月:ウォーレン・バフェット、投資と幸せな人生のための最高のアドバイス

NISAが始まったのは2014年でしたが、当時の制度は非課税期間が5年間しかなかったので、1年目は見送ることにしました。2年目になってようやく始めたのですが、もし5年後に元本割れしていると、特定口座の損益通算のメリットがないので、生活費に充てるために黒字の間に売ってしまいました。

2018年に始まったつみたてNISAは、運用期間が20年なので、さすがに元本割れのリスクは小さいだろうということで、限度額いっぱいを投資し始めました。

現在の新NISAは、期間が無期限になりましたし、投資限度額も大きいので、私を始め、連れ合い、子供たちもできるだけ活用するようにしています。

現在、新旧NISA合計の利益は240万円に達しています。

現在の年率リターンは6.1%ですが、計算方法が簡便なので実際には10%程度だと思います。

確定拠出年金

私が投資を始めたのは、今から22年前の2002年でした。その頃の投資は、本格的な投資というよりは、確定拠出年金の運用です。元本は600万円ですから、あまり大きな金額ではありませんでしたが、外国株式インデックスファンドで運用することによって、現在は5倍の3000万円まで増えました。

2000年当時は、まだウォーレン・バフェットの名前すら知りませんでしたが、これからもバフェットに学ぶことは多そうです。

2024年5月4日のCNBC makeitの記事を読んで見ましょう。以下は拙訳です。

Warren Buffett’s best advice for investing—and for a happy life—from the 2024 shareholders meeting


ウォーレン・バフェット、投資と幸せな人生のための最高のアドバイス-2024年株主総会より

毎年、バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長が年次株主総会で株主からの質問に答えるのを見るために、何万人もの投資家がオマハに集まり、さらに多くの投資家が世界中で傍聴している。

今年もバフェットは、バークシャーの数多くの子会社や投資先企業の財務的な基礎知識だけでなく、成功する人生への道筋についての洞察も披露した。

4時間以上にわたる今年の講演は、見る、聞く、読む価値がある。しかし、細かいことは抜きにして、バフェットが土曜日に語った2つの重要なアドバイスを紹介しよう-1つはお金について、もう1つは人生についてだ。

賢い投資について:「理解できないものを見逃すことを心配したことはない」

ある株主がバフェットに、投資家にとって最も基本的な決断のひとつである、投資の売買のタイミングについて質問した。

彼と長年のパートナーであるチャーリー・マンガーが採用したプロセスについての説明は、彼の投資哲学に多大な示唆を与えてくれる。

「チャーリーと私は極めて迅速に決断を下したが、それは事実上、決断が下ったときに素早く決断を下すためのパラメータについて何年も考えた末のことだった」と彼は言う。

アップルに巨額の投資をしたのは、消費者行動を完全に把握したと感じるようになってからだと彼は言う。

ある特定のテーマについて何年も情報収集した後、彼は言った。「あなたが行った観察、あなたが持っている知識の束のすべてを刻みつけ、あなたの考えを行動に、アップルの場合は大きな行動に結晶化させる何かがやってくる」。

投資家にとってのポイント :バフェットは、雰囲気や衝動で投資を買うことはない。iPhoneが「もしかしたら史上最高の製品かもしれない」と判断して初めて購入した。

その一方で、徹底的なリサーチを行っていない製品や企業であれば、投資を逃すことを心配することはない。

「チャーリーと私は多くのことを見逃してきた……理解できないものを見逃すことを心配したことはない」とバフェットは語った。

成功した人生について 自分の死亡記事を書く

株主はバフェットに、成功した人生についての考えをたびたび尋ねるが、今年のある質問者ほどストレートなものはめったにない: 「今日、誰もが聞くべきだと思うアドバイスを教えてください」と彼女は尋ねた。

バフェットは、マンガーからの指導を繰り返した: 「自分の死亡記事をどのように読みたいかを考え、そのための人生を築き始めなさい」。

バフェットは、現在のアメリカに住む人々は、世界の歴史上の誰よりもそれを達成するチャンスがあると指摘した。「あなたは今までに存在したことのない最高の世界に足を踏み入れている。そして、それを分かち合う人々や、自分に合った活動に参加したいと思うものだ。チャーリーや私のように運が良ければ、若いうちに興味のあるものを見つけることができる。でも、すぐに見つからなければ、探し続けるんだ」。

それには試行錯誤が必要かもしれない、とバフェットは認めた。

「私はいつも学生たちに、もし仕事が必要なかったら就きたいと思う仕事を見つけなさいと言っている。それを早く見つけられることもあれば、いろいろな経験をすることもある。でも、自分が実際にやろうとしていることを忘れないでください」。

どのような苦難を経験しようとも、最終的にどのように記憶されたいかを念頭に置くことが、それを達成するための最善の方法だとバフェットは言う。

「途中、多少の困難は予想されるが、そう考えていれば、そこに到達できる可能性は高くなる」