アメリカ、ヨーロッパ、日本の株式市場
世界的な株安が続いていて、週間でみると、ダウ平均は8週連続の下落となりました。大恐慌の1932年以来90年ぶりだそうです。
アメリカ:18.5%下落
VOOは年初に439.25ドルで、先週は358.02ドルですから、18.5%下落しました。
ヨーロッパ:17.8%下落
ヨーロッパのVGKは、年初が68.89ドルで、先週は57.29ドルですから、17.8%下落しました。VOOより少し良い成績でした。
日本:6.7%下落
日本のTOPIXである1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))は、年初が2,122ドルで、先週は1,980円ですから、6.7%下落しました。日米欧の中では最も下落幅が小さい結果となりました。円安による業績期待なのでしょうか。
昨年の上がり過ぎを今年調整
私(江戸庄蔵)のポートフォリオについても、外国株式ETFは株価を下げましたが、円安効果によって、円換算ではそれほど大きく評価額が下がっていません。それでも、ピークに比べると9%、2,400万円縮小しました。しかし、昨年は1年間で8,700万円上昇したのですから、今年に入って、その分がある程度調整されたと考えるべきでしょう。
私はヨーロッパ株式について、VGKに投資していますが、その他に以下のような銘柄もあります。
iシェアーズ コア MSCI Europe ETF
iシェアーズ・コアMSCI ヨーロッパETF(iShares Core MSCI Europe ETF)は、米国籍の ETF(上場投資信託)。欧州地域の先進国市場の大型株、中型株および小型株で構成され る指数に連動する投資成果を目指す。
iシェアーズ・ヨーロッパETF:IEV
iシェアーズ・ヨーロッパETF(iShares Europe ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託) 。S&Pヨーロッパ350指数に連動する投資成果を目指す。
UBS ETF ユーロ圏大型株50:1385
UBS ETF 欧州株(MSCIヨーロッパ):1386
英語版を日本語に翻訳
世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。
製品概要
- ヨーロッパの主要市場に所在する企業が発行した株式の投資収益率を測定するFTSEDevelopedEurope AllCapIndexのパフォーマンスを追跡しようとしています。
- オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国にある企業の株式を保有しています。
- パッシブで管理された完全レプリケーションアプローチに従います。
ETFのデータ
- 資産クラス:国際/グローバルストック
- カテゴリー:ヨーロッパ株
- IOVティッカーシンボル:VGK.IV
- 経費率:2022年2月25日現在 0.08%
- CUSIP:922042874
- ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ
価格と利回り
- 市場価格:2022年5月20日現在 $57.29
- NAV:2022年5月20日現在 $57.37
- プレミアム/ディスカウント: $ 0.01
スク潜在性
アグレッシブファンド: リスクレベル5
アグレッシブに分類されたバンガードファンドは、株価が非常に大きく変動する可能性があります。 これらのファンドは、長期的な投資期間(10年以上)を持つ投資家に適している可能性があります。 これらのファンドに関連する異常に高いボラティリティは、いくつかの戦略に起因する可能性があります。
⇒ 今回のロシアによるウクライナ侵攻のようなことがあると、VOOやVTIのランク4に対してランク5は妥当だと思います。
パフォーマンス
平均年間収益 2022年4月30日現在
1年間 | 3年間 | 5年間 | 10年間 | 2005年3月4日設定以来 | |
バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF | -8.36% | 4.82% | 4.97% | 6.14% | 4.53% |
Spliced Emerging Markets Index (ベンチマーク) | -7.69% | 5.18% | 5.19% | 6.22% | 4.49% |
10,000ドルの仮想成長 2022年4月30日現在
⇒ 10年前に1万ドル投資していたら、18,141.28ドルになっていたということを意味します。アメリカほど増加していません。
特徴 2022年4月30日現在
- 純資産総額:234億ドル
- 株式数:1363
- 上位10社の純資産割合:18.7%
月末の保有上位10社 2022年4月30日現在
1.ネスレSA 3.20%
2.Roche Holding AG 2.50%
3.ASML Holding NV 2.00%
4.アストラゼネカplc 1.90%
5.Shell plc 1.90%
6.ノバルティスAG 1.70%
7.ノボノルディスクA/S 1.70%
8.LVMHモエヘネシールイヴィトンSE 1.50%
9.HSBCホールディングスplc 1.20%
10.TotalEnergies SE 1.10%