夏のボーナスでS&P500インデックス・ファンドを購入したので、取得価額が108に増えました。取得価額が増加したにもかかわらず、評価額がそれほど増加していないのは、最近の株価低迷の影響です。
松井証券における資金流入ランキングを確認しましょう。マネックス証券と同様に、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がトップです。アクティブファンドは、4位、8位、10位の銘柄だけで、インデックスファンドが優勢です。
資金流入ランキング
順位 | ファンド名 | 資産クラス | 純資産(億円) |
1 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 先進国株式 | 12,920 |
2 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 先進国株式 | 5,756 |
3 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 先進国株式 | 6,006 |
4 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) | 先進国株式 | 10,651 |
5 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 先進国株式 | 3,323 |
6 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 先進国株式 | 1,846 |
7 | 日経225ノーロードオープン | 国内株式 | 2,296 |
8 | キャピタル世界株式ファンド | 先進国株式 | 2,819 |
9 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 先進国株式 | 1,488 |
10 | インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型) | 先進国株式 | 1,552 |
松井証券の資金流出状況を確認します。上位10銘柄はすべてアクティブファンドです。アクティブファンドからは資金が流出し、インデックスファンドに流入していることがよくわかります。
9位銘柄は、eMAXIS Slimと銘打ってありますが、下記の通り0.9%程度の費用がかかりますので、低コストとは言えません。
- 当該ファンド 日々の純資産総額に対して、年率0.44%(税抜 年率0.4%)以内をかけた額
- マザーファンドの投資対象とするETF
マザーファンドの投資対象とするETFの純資産総額に対して年率0.46%以内 - 実質的な負担
当該ファンドの純資産総額に対して年率0.9%程度 (税抜 年率0.86%程度)
※マザーファンドの投資対象とするETFの信託(管理)報酬率を合わせた実質的な信託報酬率です。(2022年1月末現在)
資金流出ランキング
順位 | ファンド名 | 資産クラス | 純資産(億円) |
1 | フィデリティ・日本成長株・ファンド | 国内株式 | 4,379 |
2 | 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型) | その他 | 5,121 |
3 | 投資のソムリエ | その他 | 5,793 |
4 | ワールド・ソブリンインカム | 先進国債券 | 617 |
5 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | 先進国株式 | 17,686 |
6 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型 | 先進国株式 | 4,228 |
7 | eMAXISプラス コモディティインデックス | コモディティ | 148 |
8 | グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) | 先進国株式 | 4,736 |
9 | 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド | 先進国株式 | 4,060 |
10 | グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型) | 先進国債券 | 3,138 |
過去の分配金
5位の「 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、数か月前まで人気が高かった銘柄ですが、2022年に入って、FOMCの金融緩和策縮小やロシアによるウクライナ侵攻でアメリカ株価が急落した結果、3月、5月、6月の分配金がゼロになりました。この銘柄はアクティブファンドですから、高いコストを支払うだけで、分配金が受け取れないことに気付いた投資家が解約し始めたのです。自動的に分配金をもらわずに、低コストで、必要に応じて少しずつ解約する低コストインデックスファンドの方が、個人投資家にとっては遥かにお得です。
決算日 | 分配金 | 基準価額 |
2022/6/15 | 0 | 9,767 |
2022/5/16 | 0 | 10,100 |
2022/4/15 | 200 | 10,943 |
2022/3/15 | 0 | 9,993 |
2022/2/15 | 100 | 10,636 |
2022/1/17 | 200 | 11,413 |
2021/12/15 | 300 | 12,107 |
2021/11/15 | 300 | 12,631 |
2021/10/15 | 300 | 12,054 |
2021/9/15 | 300 | 12,264 |
2021/8/16 | 300 | 12,440 |
2021/7/15 | 300 | 12,560 |
純資産ランキングを見ると、低コストインデックスファンドは3銘柄だけですが、つみたてNISAなどで毎月つみ上がって行きますので、今後上位を占めていくことになるでしょう。
純資産ランキング
順位 | ファンド名 | 資産クラス | 純資産(億円) |
1 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | 先進国株式 | 17,686 |
2 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 先進国株式 | 12,920 |
3 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) | 先進国株式 | 10,651 |
4 | フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) | 海外リート | 7,193 |
5 | ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし) | 海外リート | 6,974 |
6 | netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 先進国株式 | 6,681 |
7 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | 先進国株式 | 6,364 |
8 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 先進国株式 | 6,006 |
9 | 投資のソムリエ | その他 | 5,793 |
10 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 先進国株式 | 5,756 |