つみたてNISA

◎今日のグラフ:つみたてNISA

外国株式のインデックスファンド

つみたてNISAは、制度開始の2018年1月から積み立てています。最初に、外国株式のインデックスファンドを選ぶことにしました。その理由は、ポートフォリオの中で、外国株式の割合を増やしたかったからです。

野村證券かSBI証券か

次に金融機関を、野村證券にするか、SBI証券にするかを検討しました。野村証券は0.2%程度の信託報酬の「野村つみたて外国株投信」を投入しましたので、コスト的にも問題ないと判断しました。SBI証券は、現在はもっと低コストの投資信託を投入していますので、現在ならSBI証券を選ぶかもしれません。コストの差が小さいので、野村證券を止めてSBI証券に換えることは今のところ考えていません。

評価額が上昇

つみたてNISAは、6月まで青色の取得金額より赤色の評価額の方が低かったのですが、7月、8月と2か月連続で、評価額が上回りました。いつの間にか、20万円を超えています。

◎今日のテーマ:為替ヘッジ

外国株式の為替変動リスク

私の場合、つみたてNISAは全額外国株式ですし、ポートフォリオの過半を外国株式ETFで運用しています。外国への投資ですから、為替変動リスクがあります。

為替ヘッジ

そのリスクを減らすためには、為替ヘッジを利用するという方法もあります。しかし、私は為替ヘッジの付いた投資信託に興味はありません。

シンプルな商品が好ましい

先ず、為替ヘッジは複雑な仕掛けになります。できるだけシンプルな商品が良いと思っているので、このような複雑な、あるいはシンプルでない商品には、最初から気が進みません。将来的には、その仕組みを勉強してもいいなと思いますが、今はその気にもなれません。

為替ヘッジは高コスト

もう一つは、一手間かかるということは、コストが増えるということです。コストが増えることには抵抗感があります。こういう商品は金融機関が儲けるための商品だと思っていますので、基本的に関心がありません。

為替変動リスクは時間が解決

為替変動リスクもETFの価格変動リスクと同じで時間が解決してくれると思っています。短期間で運用実績を確実に上げなければならない投資ならともかく、10年持つつもりがあれば、少なくとも損はしないだろうと思っています。私の基本方針は10年、20年の長期保有ですので、できるだけコストを減らして、その結果リターンを増やす方針です。

投信の中で為替ヘッジ付きは少数派

そして、為替ヘッジ付きの投信全体の4分の1しか占めていないということも気になります。主流であるかどうかということも判断要素の一つになります。

新聞は広告主に都合の良い記事を書く

新聞が金融商品を記事にする理由として、広告主である金融機関が取り扱っている商品を取り上げることによって、その金融機関との関係を良好に保ちたいという気持ちが働くのは無理からぬことです。従って、主流でないのに記事として取り上げる商品については、その記事の内容を割り引いて読む必要があると思います。

1306等のETFは個人投資家にとって最大の味方

一方で、1306(TOPIX連動型上場投資信託)をはじめとするETFは、市場で大量に流通しているのに、ほとんど新聞が取り扱いませんが、これらの商品については金融機関があまり儲からないので、広告宣伝をしないという傾向があります。ETFは雑誌も、新聞もなかなか取り上げませんが、信託報酬(コスト)は最低で、個人投資家にとって最大の味方であると思います。

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