初心者のための長期投資のコツ1

昭和の時代は財形貯蓄

私が社会人になったのは40年以上前で、当時はあまり長期投資という考え方は無かったように思います。財形貯蓄(勤労者財産形成貯蓄制度)が昭和46年から始まり、サラリーマンの多くは財形貯蓄をしていました。

財形貯蓄は手間いらず

給与天引きなので手間がかからず、目的も、住宅用資金は財形住宅貯蓄、老後の蓄えは財形年金貯蓄、様々な目的には一般財形貯蓄という区分けがされていました。利回りも高い時には年5%を超えていた時代もありましたので、利用するメリットがありました。しかし、その財形貯蓄も現在は消滅間近の状態です。

自動車は年間100万円のコスト

人生において大きな資金が必要なのは、住宅、老後、教育資金です。地方によっては、それよりも少額ですが、自動車のコストが結構な額になります。もし、5年に1回買い替えるとすると、自動車の代金と、保険、維持費だけでなく、ドライブ時に使う外食代、宿泊費等も加算されますから、年間100万円の出費になります。

労使交渉

ある労働組合員が管理職に、「うちの子供に、絵本も買えない蔵の給料しかもらっていない」とぼやいたので、その管理職が「自動車を何台持っているんだ?」と尋ねたら、「3台です。」という話がありました。

東京には自動車は要らない

我が家には中古のコンパクトカーがあって、10年以上乗っています。うちの子供は自動車の運転が好きで、就職前は、この自動車のことを「安い車」だと言ってバカにしていましたが、自分で給料を稼ぐようになって、「東京に暮らすなら自動車はいらない。」と言うようになりました。

毎日3000円のタクシー

1年で100万円のコストが必要なら、毎日3000円ずつタクシーに乗っているのと同じだけコストがかかるわけですから、東京周辺や都市に住んでいる人は、自動車に乗らないことが最大の節約方法だと思います。

毎年100円貯めると65歳引退時には?

毎年100万円ずつ日米のETFに投資したらどのくらい貯まるのでしょうか。利回りは5%とします。65歳には14,306億円になります。

年齢 投資額:万円 評価額:万円
23 100 100
24 100 205
25 100 315
26 100 431
27 100 553
28 100 680
29 100 814
30 100 955
31 100 1,103
32 100 1,258
33 100 1,421
34 100 1,592
35 100 1,771
36 100 1,960
37 100 2,158
38 100 2,366
39 100 2,584
40 100 2,813
41 100 3,054
42 100 3,307
43 100 3,572
44 100 3,851
45 100 4,143
46 100 4,450
47 100 4,773
48 100 5,111
49 100 5,467
50 100 5,840
51 100 6,232
52 100 6,644
53 100 7,076
54 100 7,530
55 100 8,006
56 100 8,507
57 100 9,032
58 100 9,584
59 100 10,163
60 100 10,771
61 100 11,410
62 100 12,080
63 101 12,785
64 102 13,526
65 103 14,306

他にも節約するコツは、投資するコツはたくさんありますが、最近20年間で日本人はアメリカ人に大きく差を開けられました。

アメリカは3倍、日本は変わらず

アメリカ人の資産運用が参考になりそうです。20年前と現在の日米シニアの総資産額を比較してみましょう。日本は1990年代も現在も約2060万円で変化がありません。アメリカは1990年代は日本よりやや低かったのですが、現在は5870万円で約3倍になっています。

それではアメリカ人の投資のコツを勉強しましょう。今日は2020年7月20日のUSA TODAYの記事をもとにします。以下は拙訳です。

貯蓄は老後のためか住宅のためか?初心者が知っておくべき長期投資のコツ10か条

投資初心者のためのニュース速報

老後や長期目標のための貯蓄を始めるために博士号は必要ありません。

しかし、ビギナーズ・ラックに頼ることもできません。基礎的な投資の考え方を学び、実践する必要があります。単純化することです。Investing 101という本内容をちゃんと実行すれば、住宅用貯蓄の目標を達成したり、立派にリタイヤ―するために401(k)の残高を増やしたり、あるいは百万長者になるというゴールを達成するのに役立つでしょう。

投資初心者が長期的に見て財産を形成するのに役立ちうると、ファイナンシャル・アドバイザーが言う投資のコツ10か条です。

コツ第1条:早く始める

「いつ投資を始めるべきか?正解は、できるだけ早く。」と、ニュー・オーリンズにあるリトルツ・ウェルス・マネジメントの投資アドバイザー、ブレア・デュクエスネイと言います。

投資期間長いほど、その投資が成長する時間が長くなります。投資の素晴らしいところは、最初の投資に利子が付き、その利子に利子が付いて稼げるところです。これは「複利」ととして知られている考えです。伝説的科学者、アルバート・アインシュタインがかつて、複利は「世界八番目の不思議」であり、「宇宙で最も偉大な力」と言ったと伝えられています。

セント・ルイス連邦銀行が行った計算は、複利による勝利の計算を強調する。25歳で貯蓄を始め、毎年5,000ドルずつ10年間続けて投資すると、利率8%として65歳までに787,180ドル貯まる。それに引き換え、10年後の35歳で投資を始め5,000ドルずつ30年間蓄えた場合には、65歳で611,730ドルにしかならない。

「雪だるま効果のようなものだ。長ければ長いほど、恩恵も多いのだ。」とデュクエスネイは言う。

<明日に続く>

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