連れ合いのポートフォリオ2018年1月:ETFによる運用のハードル⑦取引残高がわからないと不安⑧ETFの配当金(分配金)をどうすべきか。

◎今日のグラフ:連れ合いのポートフォリオ2018年1月

つみたてNISA始まる

連れ合いの金融資産のうち、ほぼ半分が1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の特定口座分とNISA分です。なお、連れ合いの金融資産に関しては、MRFを含んでいません。1306以外のETFは、アメリカS&P500のSPYとVOOで22%を占めています。連れ合いも、私と同時につみたてNISAを始めました。銘柄は野村つみたて外国株投信で、金融機関は野村証券です。しかし、1カ月の掛け金は33,000円ですから、0%で表示したあります。しばらくは0%表示が続くと思われます。それ以外の資産は、USMMFなどの外貨MMFです。全体の28%を占めます。また、先月まで、わずかながら個別株式がありましたが、1月に売却しました。従って保有資産は、ETFがほぼ4分の3、残りが外貨MMFです。

 

◎今日のテーマ:ETFによる運用のハードル⑦取引残高がわからないと不安

ETFの価格は変動が大きいのでインターネットで随時確認

銀行預金の場合は、元本保証で、雀の涙ほどの利子が付くだけなので、残高を確認する必要はなく、何年でも放っておくことができますが、ETFは株式と同様に時々刻々と価格が変化するので、大きな変化のある時は随時確認したいと思うかもしれません。現在はインターネットで見ることができるますで、いつでも確認可能です。

紙の報告書はぜひ欲しい

インターネット以外には、取引を行った場合、四半期ごとに取引残高報告書が交付されます。この交付という言葉についてですが、野村証券では電子交付を勧めていて、国内株式手数料が割引になる場合があります。私も、かつて電子交付を申し込んだことがありましたが、もし、私が突然死んでしまって、私の口座が野村証券にあることを知らなければ、私の資産の存在を家族が気付かずに、没収されてしまうことがありうるのではないかと、ふと心配になりました。郵便物が届けば、私の資産の存在を知ることができる、と思い、野村証券にそのことを質問し増した。それに対して明快な回答がなかったので、電子交付を取り止めて、残高報告書を紙で郵送してもらうことにしました。売買手数料の割引の恩典はなくなりますが、それは必要経費だと割り切っています。私は、少し、あるいはかなり、古い人間かもしれませんが、やはり、すべてを電子化するよりは、一部を紙で残しておいた方が安心できるタイプです。もう一つ、上記の説明の中で、取引を行った場合に4半期毎に取引残高報告書が交付されると書きましたが、取引のない時期は交付されずに、年1回だけの発行になります。

 

◎今日のテーマ:ハードル⑧ETFの配当金(分配金)をどうすべきか。

受け取る金融機関と通貨を選ぶ

配当金のうち1306については、年1回MRFで受け取って、生活費に充当したり、そのまま置いておく場合もありますし、NISAの枠で1306(TOPIX連動型上場投資信託)を買う場合もあります。外貨ETFの配当金の場合には、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)などの外貨MMFのままにしておいて、ある程度たまったところで外貨ETFを買うことにしています。外貨MMFを日本円に変換すると為替手数料がかかりますから、外貨MMFのままにしておいた方が良いと考えています。初めの頃はそこまで考えずに、外貨MMFを自動的に全額日本円に変換する方式にしてしまったので、後になって変更しました。また、日本のETFの配当金について、受け取り機関を証券会社以外の金融機関に指定することも可能ですが、同じ証券会社で管理した方が評価益が計算しやすいと思います。

1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の配当は2017年に、なぜか減少

ところで、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の配当金は、一昨年まで順調に伸びてきましたが、昨年はなぜか減少しました。
2017年7月 2,600 円
2016年7月 2,730 円
2015年7月 2,300 円
2014年7月 2,060 円
2013年7月 1,940 円
2012年7月 1,510 円

SPYの配当は、年4回

SPY(アメリカSPDRのS&P 500の配当利回りは 2.01%(2017年06月末時点)でした。支払は1年で4回です。

VGK、ASX200などの配当利回りは2%以上

両銘柄ともに、最近価格が上昇してきて、配当利回りが相対的に小さくなっています。そのため、配当利回りは2%程度に届かない水準です。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)やSPYに比べて、他の国の配当利回りの方が少し高いようです。VGK(バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF)は2.66%、VWO(バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF)(バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF)は2.09%、ASX 200(オーストラリア証券取引所における株価指数)は4.51%です。