連れ合いの2018年9月までの運用益はほぼ高級車2台分

◎今日のグラフ:連れ合いの2018年9月までの運用益は「ほぼ」高級車2台分

サブプライムローン問題発覚直前に1306購入

運用益は「ほぼ」高級車2台分としていて、高級車1台を500万円とすると、わずかに足りなかったので、「ほぼ」としました。連れ合いが1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の投資を始めたのは、2007年のサブプライムローン問題発覚の直前でした。評価額がどんどん下がり、なすすべもなくリーマンショックを迎えました。

2013年から1306を追加購入

2012年までは放心状態でしたが、2013年になると、日本銀行の異次元緩和で株価が上昇し始めました。株価が上がり始めると、少し元気を取り戻して、買い増そうと思うのは、極めて人間らしい行動です。2013年、2014年と連続して1306を追加購入しました。

投資開始から8年目に初めて評価益

2015年には評価益が初めてプラスになり、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)やUSMMFなどの外貨MMFを購入しました。しかし、翌2015年にチャイナショックがやって来ました。それでも2018年になると世界的に好況になりました。

大事なことは売らずに持ち続けること

リーマンショックやチャイナショックが来た時も含めて、一度も資産を売却せずに、嵐が過ぎ去るの待ったおかげで、現在は1000万円近い利益を計上できるようになりました。元々は、銀行預金で保有していた資金で、日米のETFに分散投資し、評価額が下がっても売らずに長期保有を行うことが良かったようです。

◎今日のテーマ:長期保有なら株式投資

日経のホームページに次の記事がありました。
(マネー研究所 日経マネー 特集セレクト 日経マネー 2016/3/24)

「長期なら株式投資がベスト 碩学が読む市場の先行き
ロングセラー「株式投資」の著者、ジェレミー・シーゲル教授に聞く」

200年で100万倍に成長

このグラフで分かるのは、「長期で最も上昇するのは株だと証明」ということです。横軸は1802年から2011年過ぎまで表示されています。縦軸は1802年の価格を1ドルとして対数で表示しています。一番上の株式はほぼ直線で上昇しています。対数目盛ですから1802年に1ドルだったものが最近では100万ドルになっています。

長期なら不況を乗り越える

1929年に始まった世界大恐慌、第2次世界大戦、「株は死んだ」と言われた1970年代、198年代のブラックマンデー、2001年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックをすべて乗り越えて、この直線の成長を実現しました。

成長は今後も続くか?

この成長は、これから数年後に突然ストップするのでしょうか。そう考えるのはとても不自然なように思えます。第4次産業革命といわれる人工知能、IoT、ビッグデータ、EVなどによる経済成長を考えれば、しばらくはこの勢いが続くと思われます。その後についてはゆるやかな成長に移行するのかは今は分かりませんが、しばらくはこの成長は続くと考える方が無理がないような気がします。