◎今日のグラフ:2018年7月のポートフォリオ(%)
完成形
私のポートフォリオは先月と比べて大きな変化がありません。このポートフォリオは、基本的に現在私が考える完成形だと思っているので、手をつけていません。
ETFは売らない
円グラフの右上の1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)は、2012年初めごろに、購入したまま全く売っていません。MRFやUSMMFなどの外貨MMFは、最終的な投資対象ではなく仮置きの資産ですので、外貨ETFなどを購入するときに、資金として売却することはありますが、ETFは今まで売却したことがありません。
個別株式を全額ETFに変換
1306のうち、(特定)と表示されているのは特定口座で、かつて勤めていた会社の持株会の株式を全額返還したものです。私は、原則として個別株式を持ちませんので、アベノミクスの始まる直前という良いタイミングでETFに変換できました。1306(NISA)は、制度開始の翌年からほぼ満額を購入しました。ただし、今年は、つみたてNISAに変更しました。それが野村つみたて外国株投信です。まだ始めたばかりなので、0%です。
外貨ETFは2015年以降購入
SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)、VGK(バンガード社のヨーロッパのETF)は2015年初め、VWO(バンガード社の新興国のETF)は2016年、VOO(アメリカバンガード社のS&P500のETF)とASX(オーストラリアのETF)は2017年に購入しました。1306は野村證券、SPYとASXはSPDR、VWO、VGK、VOOはバンガード社の商品です。各社とも3割程度の割合です。
アメリカのETFはS&P500
SPYとVOOはS&P500のインデックスファンドですが、将来的には、これらに加えてIVV(ブラックロック社)を加えたいと思っています。IVVとVOOの信託報酬は、0.04%と極めて低い水準ですので、IVVの割合を増やすことによって、分散化を図りたいと思っています。ただし、IVVは野村證券では扱っていませんので、SBI証券で購入する予定です。
財形年金は1.5%
財形年金は、すでに受け取りを開始して3年以上になります。そして、3年後に受け取りが終了します。その頃には私は65歳を超えるので、厚生年金を満額受け取ることになります。財形年金の金利は1.5%です。財形貯蓄は、日銀が超低金利を進めたので、保険会社によっては新規受付を取りやめたり、予定金利を引き下げているようです。財形年金には所得税がかかりません。
DB2.5%
DB(確定給付年金)の受け取りも3年前から始まっています。20年間にわたって受け取ることにしています。金利は2.5%ですので、高くはありませんが一応我慢できる水準です。
iDeCoの運営管理会社を変更
iDeCoについては、株式のインデックスファンドで運用していますが、会社によって、そのコストに差がありますので、今年になって運営管理会社をみずほ銀行から野村證券に変更しました。その結果、数十万円の差が発生すると思います。還暦を過ぎても、工夫次第で金融資産を増やすことができるものです。