◎今日のグラフ:NISAのインデックスファンド週間買付金額上位の純資産額
SBI証券で最も人気のあった投資信託は、 レオス-ひふみプラスでしたが、これはアクティブファンドなのでこのグラフには含まれません。上位5ファンドのうち、ニッセイが3つあります。ニッセイのうち、日経225は<購入・換金手数料なし>ではないのに、ランクインしています。日本人は日経225が好きなんですね。eMAXIS Slimは経済評論家の評価が高い銘柄です。楽天・全米株式はブロガーに人気のある銘柄です。つまり、この5銘柄は、人気実力ともにトップクラスだということです。
ニッセイ- <購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式 インデックスファンド |
ニッセイ- ニッセイ日経225 インデックスファンド |
三菱UFJ国際- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
ニッセイ- <購入・換金手数料なし> ニッセイTOPIX インデックスファンド |
楽天- 楽天・全米株式 インデックス・ファンド |
958億円 | 1,409 | 168 | 183 | 155 |
◎今日のテーマ:つみたてNISAをどのタイプの商品で運用するか。
資産運用全体の中での位置づけ
どのタイプの商品が良いかを考えるには、自分の金融資産全体とその中での位置づけを考える必要があると思います。私の場合、現在の収入は、60歳以上の高齢者としての非正規雇用の月給、特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)、財形年金、確定給付年金(DB)などです。65歳以降は、厚生年金を満額受け取りますので、おそらく年金(公的、私的)だけで生活が可能かと思います。そうすると、収入、支出とも安定して収支がトントンなので、運用する金融資産は全額をリスク資産に投資することが可能です。当然、つみたてNISAで投資する商品についてもリスク資産の中で選ぶことになります。
バランス型か株式型か
リスク資産の中でバランス型で安定はしているものの、リターンをあまり期待できない運用をする必要性を感じません。つみたてNISAは、配当やキャピタルゲインが非課税になるというメリットがあります。このメリットを生かすためには、トータルリターンの多い株式型を選んだ方が理にかなっていると思います。
株式の投資信託は長期ならリスクが低くなる
株式型は、株式の相場変動に影響を受けやすくリスクは高いのですが、それは2~3年という短期間でのリスクであって、5年我慢することができれば株式はいずれ上昇して安全な高度まで上昇していくと考えています。何しろ、私は今までの10年間にリーマンショックやチャイナショックを経験しているので、実感を持ってこういう結論に達することができました。
長期的には日本株式より外国株式の投資信託
株式には国内と海外がありますが、長期的視点で考えれば、日本株のウエイトを減らして、外国株式のウエイトを増やしていきたいと思っているので、外国株式型を選択するという結論になります。
野村証券ではNISAで外貨ETFを購入できない
私は現在、3年間NISAを利用して1306(TOPIX連動型上場投資信託)を購入していますが、本来であれば外貨ETFを購入したいと思っていました。しかし残念ながら、私が口座を持っている野村証券ではそれができないので、やむなく1306を買っていました。従って、2018年からは「野村つみたて外国株投信」で運用しています。なお、今日のグラフの、
ニッセイの3銘柄
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
楽天・全米株式インデックス・ファンド
つまり、全部の商品を野村證券では扱っていません。