右上から順に説明します。
1306特定口座
1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)特定口座分が38%を占めています。TOPIXは加重平均の指数なので、市場全体を良く表しているという解説に基づいて購入しました。もう一つの代表的な国内ETFはNikkei225のETFで、例えば野村の「日経225連動型上場投資信託」で、こちらは東京証券取引所1部上場銘柄から選ばれた日本を代表する225社の株価を平均したものです。単純平均なのでユニクロのファーストリテイリングのような単元株価格の高い銘柄によって大きく変動します。理屈上はTOPIXの方が良いのですが、実際には最近数年間Nikkei225の方が値上がりしていますので、TOPIXを持っている私としては残念な思いです。
1306NISA
1306のNISA分は金融資産全体の7%を占めています。私と連れ合いは3年間NISAを買って、私は既に200万円を売却して生活費に充てましたが、連れ合いはそのまま保有しています。
5年経過したNISA枠1306
最近野村證券から、1306のNISA枠の100万円が5年の期限になるという連絡が来ました。私も連れ合いも、今年は、つみたてNISA枠を使いましたので、NISA枠は残っていません。従って、特定口座枠に移すことになります。
つみたてNISA
つみたてNISAは2018年の1月から積み立てていて21か月が過ぎ、金融資産全体の1%になっています。
外国ETF
外国のETFは、SPYとVOOで、ともにアメリカの S&P 500です。SPYが13%、VOOが27%ですから、2つ合わせると国内の1306を超えます。
外貨MMF
外貨MMFは、USと豪ドルを持っています。USMMFの利回りは現在1.493%ですから、まったく遊ばせているわけでは有りません。豪ドルMMFの利回りは現在0.427%です。数年前まで豪ドルMMFは5%、6%の時代もあったので、随分下がったという印象があります。国内景気が悪いのです。
円高と外貨
1ドル107円程度まで円高が進んだので、円でUSMMFかVOOを買いたい、と言っていましたが、それに対して私は何も言いませんでした。もっと円高になるかもしれませんし、あるいは円安になるかもしれません。半年後、1年後のことは誰にも分らないのです。それでも、10年か20年後には円安になっているだろうというのは私の見立てです。
日本のインフレ
10年以上経つと、日本はインフレが進むと考えています。良いインフレなら2~3%、悪いインフレなら10%~20%ぐらいになりそうです。一方、インフレが発生せずに、このままの低インフレが続くことは考えにくいと思います。何しろ、毎年30兆円ずつ国の借金が増えているのですから、何も起こらないと考えるには無理がありそうです。アメリカもインフレになるかも分かりませんが、その確率は日本の数分の1だと思います。世界の先進国の中で最もインフレリスクの高い国は圧倒的に、日本だと思います。