◎今日のグラフ:連れ合いのポートフォリオ
USMMFでVOOを追加購入
2018年5月にVOO(アメリカ・バンガード社のS&P500のETF)を買い増しました。原資はUSMMFです。この結果、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF:12%)よりもVOO(15%)の方が多くなりました。
バフェットはVOOを推奨
ウォーレン・バフェットは家族への遺産の運用に関して、9割をS&P500で運用するように勧めています。S&P500のETFとして代表的なものは、SPY、VOO、IVVの3銘柄ありますが、その中でもバンガード社のVOOを特に勧めています。VOOとIVVの信託報酬は、ともに0.04%なので、同じ水準ですが、バンガード社は数十年前から、インデックスファンドを愚直に販売してきたことを、バフェットが評価しているのではないでしょうか。
外貨MMFの利回り
野村證券の外貨MMFの利回りは以下の通りです。
- USMMF 1.449%
- 豪ドルMMF 1.264%
- カナダドルMMF 0.575%
- NZドルMMF 1.422%
日米利回りの拡大
USMMFの利回りは、2015年には0.1%台でしたが、2018年2月には1%台に達し、その後も上昇を続けています。そして、現在はオーストラリアドル、ニュージーランドドルを抜来ました。日本の銀行預金が相も変わらず超低金利であるのと比較すると、かなり差がついてきたという印象です。
一括の変換は高リターン高リスク
昨年から、数百万円ずつUSMMFをVOOに変換するようにしています。本来であれば、USMMFなどの外貨MMFは、すぐにでも全額をVOOに換えた方が良いかもしれません。少なくとも理論上はその通りなのです。なぜなら、VOOであれば8%程度のリターンを期待できますが、外貨MMFでは1.5%程のリターンしか期待できません。しかし、連れ合いは207年にある程度まとまった資金を、1306とSPYに投資して、その直後にリーマンショックに見舞われて経験があります。
変形ドルコスト平均法
投資の場数を踏んだ人であれば、リーマンショック後の割安な株式を、大量に買い込むことができるかもしれませんが、投資の初心者である連れ合いには、そのような行動はとれません。それどころか、ショックで数年間は新たな投資をできなくなりました。そのような経験があるので、数年間にわたって、数百万円ずつ外貨MMFをVOOに変換する予定です。変形のドルコスト平均法といえるでしょう。
北朝鮮からの請求書はどこに
最近、朝日新聞、日経新聞で、財政問題が頻繁に記事になっています。しかし国民的な盛り上がりには欠けるような状況です。米朝の階段が進むと、日本にはお金の話が出てくるでしょう。財政破綻にさらに近づくことになる恐れがあります。