連れ合いのポートフォリオ

◎今日のグラフ:連れ合いのポートフォリオ

私のポートフォリオの簡略版

連れ合いのポートフォリオも、私のものと大きな違いはなく、少し簡素なだけです。また、確定給付年金(DB)、確定拠出年金(DC、iDeCo)はありません。

1306はリーマンショックでも売らずに追加購入

円グラフの右側は1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の特定口座とNISAです。2007年ごろに購入したのですが、その直後にリーマンショックが起きました。一度も売らずに、2013年、2014年に特定口座で、2016年、2017年にNISAで追加購入しました。

SPYとVOOでS&P500インデックスファンドに投資

外貨ETFはSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)とVOO(バンガード社のS&P500のETF)を買い増してきました。ヨーロッパ、新興国、オーストラリアのETFは持たず、アメリカのS&P500だけです。私のポートフォリオよりも、ウォーレンバフェットの遺言に近いかも知れません。

外貨ETFは投資用資金

円グラフの左上に外貨ETFがありますが、今年から来年にかけて外貨ETF購入の資金として使うかもしれません。2013年ごろの外貨MMFは、日米欧の金融緩和政策の影響を受けて利回りがほぼ0%でしたが、現在は1%台の半ばで推移しています。

つみたてNISAが1%に達する

下の方の緑の狭いところが、つみたてNISAの「野村つみたて外国株投信」です。8か月積み立ててきたので、四捨五入の結果1%になりました。

◎今日のテーマ:メディアが騒ぐことにどう対応するか

資産運用で最も成績が良いのは、ポートフォリオを忘れる人

私も連れ合いも、リーマンショック、チャイナショックの時に損切りしませんでした。買う一方で、ETFを売ることはありません。フィデリティー証券が調査したところによると、株の運用成績の一番良い人は、ポートフォリオを忘れてしまった人だそうです。忘れてしまうくらいですから、売ることはありません。売らずに持ち続けることが良いのかも知れません。その時に気になるのが、メディアの報道です。

メディアの報道をどうとらえるか

メディアやマーケット関係者が騒いでいることを、個人投資家はどう受け止めるべきでしょうか。

大変なことは、そんなに起きない

私が学校を卒業して社会に出てからほぼ40年経ちました。この間、メディアも大学教授などの研究者も、「大変だ、大変だ。」と騒ぎ続けてきましたが、社会全体から見れば、大したことは起きなかったなあ、というのが実感です。もし新聞が「これは問題ないです。心配することは有りません。時間が解決します。」と言っていたら、新聞が売れなくなってしまうので、大した問題でなくても、騒ぎたてているとしか思えない場合が多いと思います。それは、テレビのニュース、解説者なども同じです。

大学教授のいうことにも要注意

大学教授も、「これは心配ありません。」と言ったら、自分たちの研究に予算がつかなくなるし、自分の専門の分野が縮小されるので、大騒ぎになるようなチャンスを狙っているような気がします。

個人投資家は着々と貯めて、10年後、20年後を待つ

個人投資家は、そのようなことに振り回されずに、着々と、淡々と、信頼できるETFやインデックスファンドを買い増し、そして損切りなどせずに投資する地域を分散させて、長期に保有していれば、10年後、20年後に、満足のいく結果が得られるようになると思います。

1306、SPYなどのETFは倒産しない

個別株の場合は倒産して価値がゼロになるような場合もあるので、損切りを考えなければならない場合もあるでしょうが、1306やSPY(などのETFやインデックスファンドならそんな心配をせずに積み立てられます。もし、それでは退屈でつまらないというのでなければ、この方法が現在最も良い方法と思われます。