2018年7月までの連れ合いの運用益は高級車1台と大衆車1台

◎今日のグラフ:連れ合いの資産運用益

高級車1台、大衆車1台の合計二台分

2008年3月の投資開始時期の資産を100とすると60を超えた水準にあります。高級車1台、大衆車1台の合計二台分に相当します。

連れ合いの最初の投資はリーマンショック直前

連れ合いはリーマンショックの直前に、ある程度まとまった資金を投入しました。

損切りせず追加購入

その後6年以上、元本割れの時期が続きましたが、その間、一度も損切りをせず、2013年からは1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の追加購入をしました。

初心者はドルコスト平均法が望ましい

投資のプロや、アマでも100戦練磨の人ならともかくも、連れ合いのように、投資の全くの初心者が株式のETFに1000万円を投入して、いきなりリーマンショックに遭遇したのですから、そのショックたるや、ものすごいものでした。

全額を投資しても良いのはプロや経験者

経済評論家の中には、まとまった資金がある場合には、分割して投資せずに、最初から全額を投資すべきだという人もいます。ドルコスト平均法などは、単なる気休めに過ぎないし、最初から全額を投資すれば、最初から投資の全額のリターンを期待できるという考えです。しかし、全額投資は、超初心者にとっては、あまりにリスクが大きいと思います。

チャイナショック級は数年に一回

リーマンショックほどの株式相場急落は100年に1回と言われますが、チャイナショックでも、かなりの急落です。

分散投資は初心者にとって授業料

初心者の場合には、分割投資によって最初の数年、リターンを期待できなくても、それを投資の入会金、授業料、あるいは、保険料を割り切って心の安寧を求めた方が、長続きすると思います。1年か2年、投資を開始する時期が遅れたと割り切ればいいだけの話です。数年後には、その1~2年遅れたことは忘れてしまうはずです。

チャイナショックでは3000万円急落

ただし、初心者ではなくて、ある程度投資に慣れてきて胆力の備わった人であれば、数千万円を一堂に投資することも、当然選択肢には入ってくると思います。私自身も2015年の初めに、5000万円ほどまとめて外貨ETFを購入しました。その数か月後にチャイナショックが起きて、最大で3000万円急落したこともあります。その時も、何一つ売らずに、株価が回復するのを待ちました。1年ほどで回復して、その後は、アメリカを中心に世界経済が好景気に戻ったので、資産運用益も増加しました。

熟練者は全額一括投資などをご自由に

私が、分割投資を進めるのは、ある程度のまとまった金額を初心者が投資する場合に限定しています。投資の経験のある人は、いかなる株価急落にも耐えられるでしょうから、お好きなように投資なさればよいと思います。