20歳代~50歳代の人達にとっての投資案5

今回は、投資以前に、お金に関して知っておいた方が良いことを説明します。

(1)借金、リボ払い、カードローン

このグラフは、スーパー定期のとリボ払いの金利です。

スーパー定期 リボ払い
0.01 15.00

リボ払いは高利の借金

リボ払いというのは、この名前だけではどういう代物か分かりませんが、金利15%の借金です。これは絶対に手を出してはいけません。スーパー定期の金利は0.01%、それに対してリボ払いは15%です。気を付けないと銀行などの金融機関に、知らない間に高利の借金をしてしまいます。

カードローンも高利の借金

カードローンも100万円までは、12.0%~14.5%の高利です。これらは、高利貸しからの借金ですが、名前がソフトで、大手の銀行が扱っているので、いつの間にか足を踏み入れてしまうかもしれません。ぜひとも気を付けなければなりません。特にリボ払いについては、カードに設定してはいけませんし、もし、設定済みであれば、解除しなければなりません。

住宅ローン

私は、住宅ローンも組みませんでした。50歳まで社宅を利用して、50歳になって、貯めた財形をなどで全額現金で支払いました。社宅は古く、狭かったのですが、家賃が安かったので、できるだけ長く利用しました。

マイカーローン

私は、マイカーローンも使ったことがありません。それ以前に、自動車の免許も持っていません、現代の若者の中には、自動車の免許を持っていない人もかなりたくさんいるようですが、私の年代としては珍しい存在でした。しかし、東京23区の中でしか生活したことがありませんでしたから、自動車は不要でした。

知人とのお金の貸し借りについての経験

私の職場の同僚から相談されたことがあります。「大学の友人が、小豆の相場をやっているが、相場が下がって400万円必要になった。短い間でいいけど、貸してくれないか。」と言われたのです。即座に、「あなた、どうかしているよ。冷静になって考え直した方が良い。」と回答しました。その数時間後に、その同僚が「さっきは、すいませんでした。」と謝りに来ました。最近の、オレオレ詐欺ではないけれど、若くて、しっかりしている人でも、冷静な判断ができなくなることがあります。

母親の経験

私の母親は、地元で民生委員などをしていて、いろいろな人の世話をよく見ていました。その母親が亡くなってから兄弟から聞いた話は、「どこそこのあの人には〇〇万円、あの人には〇〇万円かしたけど、いつの間にか引っ越していなくなった。お金も返してくれなかった。」というものでした。

貸すのではなく、あげると観念すべき

お金は、貸したら返ってこないと思った方が良いと思います。もし、返ってくるにしても、それまでの間は、気まずい思いをしなければなりません。人にお金を貸すときは、そのお金は貸すのではなく、あげてしまうものだということと、その人との友人関係はこれで終わると思った方が良いと考えています。

(明日に続きます。)