◎今日のグラフ:野村證券積立投信の契約件数上位等の信託報酬
銘柄 | ひふみプラス (つみたてNISA専用) |
野村つみたて 外国株投信 (つみたてNISA専用) |
つみたて8資産 均等バランス (つみたてNISA専用) |
野村 インデックスファンド ・日経225 |
野村 インデックスファンド ・外国株式 |
信託報酬(%) | 1.0584 | 0.20502 | 0.2376 | 0.432 | 0.594 |
購入時手数料(%) | 0 | 0 | 0 | 1.08 | 1.08 |
契約件数上位はNISA専用
野村證券の積立投信契約件数の上位5位までは、つみたてNISA専用です。つみたてNISA専用ということは、課税される一般の積立用としては、使えないということです。
投信積立は、iDeCo、つみたてNISA、一般の積立
積立用の投信には大別して3種類あります。iDeCo用、つみたてNISA用、課税される一般の積立用です。iDeCoとつみたてNISAは、税制上の優遇措置がありますが、限度額が設定されています。例えば、つみたてNISAに場合、年間で40万円です。その限度額を超えて投信積立したいと思えば、一般の積立をすることになり、税制上の優遇措置はありません。銀行預金や一般財形と同じ扱いになります。
第1位はひふみプラス
野村證券では、つみたてNISAでしか利用できない商品が上位を占めています。第1位のひふみプラスは、他の証券会社でもとても人気のある銘柄です。その理由は、現在までリターンが高かったからです。リターンが他の銘柄に比べて高いのですから、インデックスファンドではなく、アクティブファンドです。
アクティブファンドは買わない
現在のリターンが高くとも、私はアクティブファンドは買わないことにしています。その理由は、短期・中期で見るとリターンが高くても、長期で見た場合に、リターンが高いことの保証がないからです。また、どのアクティブファンドが長期的に見てリターンが高いかは分かりません。
ウォーレンバフェットはインデックスファンドを推奨
アメリカのウォーレンバフェットなどは、インデックスファンドを勧めています。ひふみプラスは、このグラフの5銘柄の中では信託報酬が1%強なので、高い水準にありますが、一般的なアクティブファンドに比べると、比較的低くなっています。
私は野村つみたて外国株投信
野村つみたて外国株投信とつみたて8資産は、他の会社のつみたてNISA用の投信に比べて信託報酬の面で遜色ありません。私と連れ合いは、このうち野村つみたて外国株でつみたてNISAを運用しています。
課税される一般の積立投信
右側の2つは野村インデックスファンドの日経225と外国株式です。iDeCo、つみたてNISAに加えて、さらに課税される一般の投信積立を野村證券で行う場合には、この2銘柄が検討対象になります。
野村證券の、課税される一般の積立投信はコストが高い
しかし、問題は、信託報酬と購入手数料が高いことです。もし、野村證券でなく、SBI証券で、課税される投信の積立を行おうとすれば、ニッセイTOPIXインデックスファンド 、ニッセイ外国株式インデックスファンドを利用すれば、信託報酬は、それぞれ0.17172%、0.20412%ですから、野村證券に比べて、圧倒的に低コストです。
投信積立をコツコツするならSBI証券
私の場合には投信をコツコツと積み立てるのではなく、1年に1回程度まとまった資金でETFを買うので、現在の野村證券の品揃えで大きな問題はありませんが、投信をコツコツと長期間にわたって積み立てる若い人たちにとっては、SBI証券などのネット証券がふさわしいと思います。