自分の資産運用は何点か? 2

<昨日の続き>

自分の資産運用方法が良いのか悪いのか?
点数をつけると何点になるのか?

この疑問に対して私の考えを書きます。

Ⅰ.まとまったお金のある中高年

④ 個別株式:30~95点

個別株式のメリットは以下の通りです。

  • 株式投資信託、株式ETFのようなコストがかからない
  • 個別株式ごとに工夫ができる
  • 新聞などのニュースに直結しているので興味がわく
  • 儲かった時の喜びが大きい
  • 社会の変化に敏感に反応できるので認知症予防になる?

逆にデメリットは以下の通りです。

  • 個別銘柄ごとのリスクが大きい
  • リスクを減らすためには数多くの業種・企業に分散する必要がある
  • 買う銘柄、買い時、買う数量を決めるのが難しい
  • 売る銘柄、売り時、売る数量を決めるのが難しい
  • 社会・経済、銘柄ごとの情報収集に時間がかかる
  • 運用結果が悪いと機嫌が悪くなる?

認知症予防?

私の父は数銘柄に長年投資していて、儲かった時には私に小遣いをくれたこともありましたが、山一證券、東芝では大損しました。98歳まで日経新聞を読んで情報収集していましたので、認知症予防には役立っていたのかもしれません。

勤めていた会社が倒産?

連れ合いは、以前勤めていた会社で積み立てていた従業員持ち株会の株式を持っていましたが、倒産したために積み立てた400万円がゼロになりました。

余裕資金で数十銘柄に分散投資

もし個別銘柄に手を出すのであれば、数十業種、数十銘柄に分散投資した方が良いだろうと思います。投資はもともと余裕資金で行うべきですが、個別株式はその中でも更に余裕で使える資金に限った方が良いと思います。そして、基本方針はバイ・アンド・ホールド、つまり、一度買ったら、10年、20年間ほったらかしにするべきです。

数社倒産しても構わないという覚悟

フィデリティ証券が調査したところ、投資で最も運用成績の良かった人はポートフォリオを忘れてしまった人だそうです。つまり、投資した数十銘柄のうち、数銘柄は倒産して価値がゼロになっても構わないから、全体として良好な成績を収められれば良いというぐらいの気持ちの余裕をもつのが良さそうです。

個別株式で2.5倍、ETFでも同じく2.5倍

私は、以前勤めていた会社の従業員持ち株会で積み立てた元本1000万円の株式を2500万円で全部売却しました。つまり私たち夫婦の合計では投資資金1,400万円を2,500に増やしたことになります。できるだけ多くの銘柄に分散投資することが大事ですから、売却した2,500万円で即座に1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))を購入しました。1306は2013年初めに購入して、現在は6,000万円ほどに増加しました。つまり個別株式で2.5倍、ETFでも同じく2.5倍に増えました。売らずに持ち続ければ、どちらでも資産は増えます。

個別株式は趣味の世界

個別株式の点数は、30~95点と幅広くしましたが、個別銘柄の会社の情報を調べたり、ジェットコースターのような価格変動が好きな人にとっては95点かもしれませんが、株価変動に過敏で、仕事や家庭生活に支障をもたらすような人にとっては、30点、あるいはもっと低い点数かもしれません。時間、体力、精力を使うのが好きな人が、楽しいと思う範囲内でやるものです。個別株式投資は、趣味のようなものですから、楽しいと思えない人は、向いていません。個別株式と株式ETFのリターンは基本的に同じです。自分は業界のことをよく知っている、あるいは、個別の会社のことをよく知っていると思っても、それは株価の動きとはほとんど関係がありません。本当によく知っていて、それが株価に反映されて、儲かるとすれば、それはインサイダー取引ですから、つかまってしまいます。朝から晩まで業界のこと、会社のことを良く調べて、考え、取引していても勝率はほぼ5割ですから、素人が片手間に取引しても、競争には勝てません。しかし、株価は基本的に上昇するので、長期で保有すれば利益が得られる可能性は高くなります。ただし、その利益水準は、何もしない場合やETFを持ち続けた場合と同じです。

⑤ 野村証券等の対面証券で株式ETFを保有する:98点

11年間で2.3倍

このパターンは、私が実践している方法です。投資を始めて11年間で2.3倍以上に増えました。

ネット証券が多いが?

投資に関するブログはたくさんありますが、そのほとんどがSBIや楽天などのネット証券で低コストインデックスファンドを買うのが多いようです。

若い人ならネット証券は2%だけ有利

若い人で、インターネットを不自由なく使える人は、ネット証券の方が良いかも知れません。

中高年は野村證券などで十分

一方で、50代、60代、70代でインターネットやスマホを十分に活用できていない人は、ネット証券を使わなくても、野村証券に行ったり、電話注文で、1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))やSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)を買えば良いのです。手数料はネット証券に比べて手数料が1%余計にかかりますが、10年そのままにしておけば2倍に増えるのですから、100%-1%=99%の利益が出ます。その時に売却すれば、さらに1%の手数料がかかるので、100点ではなく往復2%分、つまり2点を減点して98点としました。私自身も、2015年に野村證券で外国株式ETFを約5000万円購入した時は、電話でなく店頭でした。

売買手数料は1回だけ

売買手数料の1%は、信託報酬と違って、毎年かかるコストではありませんから、長期保有するなら、あまり気にすることはありません。それどころか、売買手数料がかかるのだから、売らずに長期保有しようという動機付けにも使えます。

アクティブファンド、ファンドラップ、IPOの勧誘は断る

野村など対面証券に既に口座を持っていて、ネット証券に口座を持っていない人は、この方法がベストだと思います。ただし、アクティブファンド、ファンドラップ、IPOの勧誘などがありますので、すべて断ることが必要です。

<明日に続く>

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