つみたてNISAの銘柄変更

野村つみたて外国株投信→はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)

私と連れ合いは、2018年1月につみたてNISAがスタートして以来、「野村つみたて外国株投信」を買ってきましたが、今月10日から「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)愛称:Funds-i Basic 全世界株式(オール・カントリー)」がスタートしましたので、変更しました。

変更した理由は、コスト(信託報酬)が低いからです。

信託報酬が年0.209%(税抜年0.19%)から年0.05775%(税抜年0.0525%)になったので、約4分の1になりました。8月の積み立てから変更しても5か月間しかありませんから、つみたてNISAの有効期限である20年間で数万円の得になりますし、変更しておかないと気持ちが悪いので、夫婦でやりました。

ここで、両銘柄の違いについて信託報酬以外の部分を説明します。

販売会社に大きな差

「野村つみたて外国株投信」の販売会社は野村證券だけでなく、野村證券、 auカブコム証券、 SMBC日興証券、 SBI証券、木村証券、 松井証券、 マネックス証券、 丸近証券、みずほ証券、 楽天証券でも買えます。

「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)愛称:Funds-i Basic 全世界株式(オール・カントリー)」は、野村證券、SBI証券だけです。

若い人には関心のない野村證券

私は、この新商品の信託報酬の安さを見た時に、野村証券もやっとNISAに本腰を入れるのかと思ったのですが、この販売会社の少なさを見て、「野村証券はNISAから始める若い人たちには全く関心がない」と感じました。

既に、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産総額は2兆円、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は1兆円を超えましたが、野村つみたて外国株投信は、2023年6月末時点で1千億円に達していません。

この販売会社を見れば、1兆円に到達するのは困難であり、1千億円に到達するのに何年かかるかもわかりません。

私は、娘と息子には野村証券ではなくSBI証券に口座を作らせて、つみたてNISA等で投資させていますが、やはりこれからは、若い人はSBI証券か楽天証券が勧められます。

そうは言っても、私と連れ合いは野村証券を使っていますので、この商品内容を野村証券のホームページで確認します。

はじめてのNISAシリーズ

低コストであることにこだわり抜いた、NISA対象ファンド

  1. 「つみたてNISA」でご利用いただける、はじめやすいファンドです
  2. 長期の資産形成に資するため、運用管理費用(信託報酬)の水準に徹底的にこだわり抜いたファンドです
  3. 投資対象の国・地域に応じて分散投資ができる株式インデックスファンドです
  • 国 内 株 式:はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225)、はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)
  • 米 国 株 式:はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)
  • 全世界株式:はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)
  • 新興国株式:はじめてのNISA・新興国株式インデックス

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)

  • 対象指数MSCI ACWI(配当込み、円換算ベース)世界の先進国と新興国を対象とする世界の株価の動きを表す代表的な指数。
  • 米国:60.6% 日本5.5% 英国3.8% 中国3.6% フランス3.2% その他23.4%

リスク・リターン

2000年代は中国など新興国のリターンが高く、2010年代は米国株式のリターンが高い時代でした。2020年代はどうなるか分かりません。

中国の衰退が続けば新興国のリスクはしばらく高いだろうと思われます。

リターンの面から見て、米国株式と全世界株式のどちらを選べがよいかはわかりません。しかし、「はじめてのNISA」シリーズのコストは全世界株式の方が少しだけ有利なので、全世界を選びました。

ファンドの特色

  1. 各ファンドは、国内および外国(新興国を含む)の株式を実質的な主要投資対象とし、各対象指数の動きに連動 する投資成果または各対象指数の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指して運用を行ないます。
  2. <日経225><TOPIX>はデリバティブの利用はヘッジ目的に限定します。<米国株式><全世界株式><新興国株式>は、各対象指数の動きに効率的に連動する投資成果または各対象 指数の動きを効率的に捉える投資成果を目指すため、株価指数先物取引等のデリバティブ取引および外国為替予約取引を、実質的に投資の対象とする資産を保有した場合と同様の損益を実現する目的または為替相場等の 変動リスクを減じる目的で、ヘッジ目的外の利用も含め実質的に活用する場合があります。
  3. <米国株式><全世界株式><新興国株式>は、実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行ないません。なお、<日経225><TOPIX>は外貨建資産への投資は行ないません。

具体的変更手順

つみたてNISAの銘柄変更手続きは、それほど頻繁に行うことはありませんから、野村証券に電話をして操作の指導をしてもらいながら行いました。あらかじめパスワードを用意しておきます。方法は、まず現行の積み立て銘柄を中止して、その後、変更後の銘柄を申し込みます。

  • (現行銘柄の中止)
  • ログイン
  • 取引
  • 投信積立
  • ご契約状況
  • 中止
  • パスワードを入力
  • 実行
  • (新規銘柄の申し込み)
  • 取引
  • 投信積立
  • つみたてNISA専用
  • はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)
  • 積立
  • 33千円
  • 次へ
  • パスワード入力
  • 申し込み

無事に変更できました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です