保有銘柄
6月もつみたてNISA以外は売買がありませんでした。銘柄は、コードやティッカーなどで表示してあるので、その商品名を以下に書きます。
- 1306:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
- 野村積立額国株投信
- SPY:SPDR S&P500ETF
- VGK:バンガード・FTSE・ヨーロッパETF
- VWO:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
- VOO:バンガード・S&P500ETF
- SPDR:S&P/ASX200ファンド
- 米ドルMMF
- 豪ドルMMF
- DB:確定給付企業年金
- DC:確定拠出年金
私のポートフォリオの特徴は以下の通りです。
- 株式ETFを基本にしている
- 基本的に株式だけに投資し、債券には投資しない
- 株式ETFは地域別にダブらないようにしている
- 株式ETFの地域別シェアは、バンガード社のVT(全世界ETF)を参考にしている
- リバランスはしない
- 買いっ放しにしている(バイ・アンド・ホールド)
少し解説をします。
投資対象は株のみ
投資は基本的に株と債券が中心ですが、現在のような超低金利の時代には債券に投資することは不利であると考えていますので、株式が中心になります。また、株式、債券以外にもリートや金といったポートフォリオもあるかもしれませんが、リートは歴史も浅く規模が小さいので、手を出す予定はありませんし、金goldは配当がないので、魅力を感じません。
SPYとVOO
SPYとVOOは同じアメリカの株式ETFですが、名前と会社が異なっているだけで、同じS&P500に投資しているので、ダブっているということではありません。連れ合いが投資を始めた2007年当時は、まだVOOが発売されておらず、SPYしか買えなかったので、当初、私も同じ銘柄を買いましたが、VOOの信託報酬(コスト)がどんどん引き下げられたので、現在はVOOを買い増すことにしています。
アクティブファンドを複数持つとダブル
エリア別にダブりがあって問題となるのは特に、アクティブファンドの場合です。一方のファンドがある会社を買った時に、他方のファンドが同じ会社を売るということがあります。そうすると売買コストだけかかってしまうということが起きます。この事象は特に、企業年金や厚生年金基金で起きる現象で、私もその役員などをしていた経験がありますので、それを避けるように注意しています。
エリアのダブりに注意
もともとアクティブファンドは信託報酬などのコストが高いので、買うべきではありませんが、同じエリアでダブって保有すると、さらにコスト高になります。
唯一のアクティブファンド
しかし、私のポートフォリオの中で、アクティブファンドが一つだけあるとすれば、それはDB確定給付年金でしょう。DBは私が以前勤めていた会社が運用を金融機関に委託しているわけですが、そこにはアクティブ運用の余地があります。
USMMFと豪ドルMMF
USMMFと豪ドルMMFは投資目的で保有しているのではなく、株式ETFの分配金(株式の配当)をそのままにしていて溜まったものです。この外貨MMFは、いずれ、VOOかVWOを買い増そうと思っているうちに2年ほどが過ぎてしまいました。外貨MMFは10年以上前には2~3%の分配金があったのですが、現在はほとんどゼロですから、早めにETF購入に使いたいと思っています。
DC(確定拠出年金)
DC(確定拠出年金)は60歳から受け取り可能ですが、私は75歳から年金として受け取る予定にしています。2002年に元金600万円でしたが、現在はその3倍の1800万円を超えました。75歳の受け取り開始時点では3000万円になることと予想しています。年金の受け取り期間を20年にすれば、運用期間も長くなっていきますので、受取金額は5000万円ほどになるのではないかと考えます。最後は95歳になるので、そこまで生きているかどうかは分かりませんが・・・。運用商品は、全額外国株式インデックスファンドです。外国株式インデックスファンドの平均年率リターンは7%程度ですから、72の法則を適用して10年で2倍になることは暗算で分かります。
VTの地域別割合
銘柄別の配分はVT(バンガード社の全世界株式ETF)を参考にしていますが、その割合は以下の通りです。私のポートフォリオには、日本株式である1306、USMMF、DC、DBなどが含まれているので、割合は同じではありませんが、日本以外はVTの割合に0.6をかけた数字が私のポートフォリオになるように意識しています。ただし、DBやDCの中にも6~7割のアメリカ株が入っているので、なかなかVT通りに配分するというわけにはいきません。ただし、全体として少し気になるのは、新興国のVWOが少なく、オーストラリアのASXが多いかなという程度です。新興国の中心は、中国、インド、東南アジアですが、アメリカの対中国政策によって、どのようになっていくのかが気がかりです。
リバランスは必要?
リバランスが必要であるという記事を見ることがありますが、私はリバランスをせずに買いっ放し(バイ・アンド・ホールド Buy and Hold)にしています。運用している資産が他人のものであったり、債券の割合が多ければ、リバランスをする必要があるかもしれませんが、自分のお金で、しかもほぼ全額が株式であればリバランスをして、証券会社に手数料を支払う必要はないと思っています。
5月末の日経デジタル版
6月15日に、当ブログが日経デジタル版に取り上げられましたが、その時のポートフォリオは下図の通りです。シェアの数字は6月末時点と変わりません。