一般NISAとつみたてNISAのどちらを選ぶべきか。つみたてNISA評価額の推移 2021年6月:

一般NISAとつみたてNISA

NISAには一般NISAとつみたてNISAがあります。私と連れ合いは、つみたてNISA、子供はつみたてNISAと一般NISAに分かれます。

どちらを選ぶべきかの一般的選択基準は、

  • 今100万円(正確には120万))単位のまとまったお金がある
  • SBI証券や楽天証券などのネット証券に証券口座を持っている
  • マメに口座管理(ポートフォリオ管理)ができる

のであれば、一般NISA、ほったらかしで増やしたいのであれば、つみたてNISAが良さそうです。ただし、この二つの制度はリターンに関し、極端に大きな違いがなさそうですし、制度も今後変わる可能性がありますから、絶対確実に良い方法を選ぶのはできないだろうと思います。つまり、どちらでもいいから利用した方が良いということです。

具体的パターンで説明しましょう。

NISA

NISA = ニーサ:少額投資非課税制度は、日本における株式や投資信託の投資金における売却益と配当への税率を一定の制限の元で非課税とする制度で、2014年から始まりました。

野村証券では外国株式ETFを購入できない

私の場合は、翌年の2015年から利用を始めました。3年間、約300万円1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))を購入しましたが、生活費補填のために、数年後には全額を引き出してしまいました。一般NISAについては、不満に思っていることが何点かありました。それは、私が利用している野村証券の場合、外国株式ETFを購入できないことと、低コストインデックスファンドの品揃えがないことでした。さらに、一般NISAはしょっちゅう制度変更を行っていたので、不信感もありました。

野村つみたて外国株投信は良かったが・・・

2018年につみたてNISAが始まったのですが、その時、野村證券が低コストの野村つみたて外国株投信を発売したので、これを機会につみたてNISAを開始しました。この商品は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」の第4位に選ばれるほど、注目を浴びた商品ですが、競合他社の商品がコスト引き下げ競争を繰り広げる中、漫然というべきか、傲慢にというべきか、コストを引き下げなかったので、人気が無くなりました。

子供世代は野村でなくネット証券

その後につみたてNISAを始めた私の子供には、野村證券を勧めず、SBI証券で<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを勧めました。このままでは、私たちのようなシニア世代がいなくなった後、個人投資家は野村證券を離れてしまうでしょう。

次に連れ合いの場合です。

連れ合いも、私と同時期の2015年から1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))で一般NISAを始めました。私との違いは、連れ合いは途中で引き出すことなく、5年の満期まで保有し続け、その後は特定口座に移管しています。

NISAのロールオーバーとは?

連れ合いは、2015年に購入した一般NISAを持っているので、一般的には5年満期を迎えた時にロール・オーバーすることが良いだろうと思います。NISA(一般NISA)で購入した株式・投資信託等は譲渡益、配当金・分配金等が5年間非課税となっています。『新たな一般NISA口座に移管(ロールオーバー)』することで、引き続き5年間非課税で保有することができます。

120万円を超えていてもロールオーバーできます

ロールオーバーでは翌年非課税投資枠の上限額120万円を超えていても、全額ロールオーバーすることができます。ただし、120万円を超える金額をロールオーバーした場合は、その年の非課税投資枠は利用できません。一方で、120万円を超えない金額をロールオーバーした場合は、残額を利用することができます。なお、ロールオーバーする際の金額は、ロールオーバーをする年の前年年末最終営業日時点の時価となります。例えば、2021年の非課税投資枠にロールオーバーする場合は、2020年の年末最終営業日時点の時価が基準となります。

一般NISAは不安定な面が多い

このように、ロールオーバーは一度読んだだけでは十分に理解できない制度です。そのうえ、2029年以降どうなるかが決まっていない非常に不安定な制度です。それに比べて、つみたてNISAは証券会社のMRF口座に残額があれば自動的に積み立てることのできる制度です。20年後、30年後を考える、もし生きていれば、あまり複雑な制度より、簡明なものの方が間違いがないと思います。そこで、連れ合いも、一般NISAを終了して、つみたてNISA一本に移管中です。

一般NISAでインデックスファンド

私の子供のうち一人は、数百万円のまとまったお金があり、年齢も30代なので多少複雑な制度にも耐えられると考え、一般NISAで<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを120万円購入することを勧めました。ただし、2024年からは新NISA制度が始まり、積み立て(年20万円)+一般の株式や投資信託(年102万円)の2階建てになりますので、その手続きをする必要があります。しかし、1階も2階も、商品は同じニッセイを利用できるので、簡単です。

つみたてNISAでインデックスファンド

もう一人の子供は、勤め始めたばかりの20代で、まとまったお金がありませんから、つみたてNISAで<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを毎月購入しています。自分は貯蓄している意識がないのに、1年後には40数万円貯まったのを見てみて驚いていました。

若い人はネット証券のインデックスファンド

このように、それぞれの場合別に、利用する制度、商品が異なりますが、これから新たに証券口座を作るのであれば、SBIや楽天などのネット証券で、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドなどの低コスト投資信託を利用するべきでしょう。

なお、私と連れ合いのつみたてNISAは昨年の夏以降、順調に増加しています。

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