「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」に、以下の銘柄を投票しました。
- VOO バンガード・ S&P500 ETF バンガード グループ
- SPY SPDR S&P500 ETF SSGA ファンズ・マネジメント・インク
- 0331418A eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJアセットマネジメント
最近、金融機関関係の取引が3件集中しました。
野村ネット&コールへ口座変更
リアル店舗は手数料が高いので、オンライン専用支店に変更することにしました。今後5年間、新NISAの資金1800万円を用意するためには、2200万円分の1306を売却する必要があります(約400万円は所得税等で取られます)。野村証券のリアル店舗のままだと、0.7%の手数料がかかりますから154,000円の損になりますが、ネット&コールならその10分の1の15,400円で済みます。SBI証券等のネット証券なら、さらに安く済みますが、総額15,400円のコストなら我慢できる水準です。野村証券に電話をかけて、支店変更の書類を送ってもらい申請しました。12月中に手続きが終了すれば、2024年からの新NISAに間に合います。
SBI証券の口座開設
私は長年、野村證券の口座しか持っていませんでしたが、最近、SBI証券にも口座を開設しました。その理由は、
- 外国株式ETFの規模が大きくなり過ぎたので、他の銘柄に置き換えることによって、資産を分散する。
- 野村証券1社に預けていると、将来、野村証券に何かあった時に、損害が小さくするために、資産の一部を他社に移換しておく。
野村証券は100%安全だ、バンガード社のETFは100%信頼できる、とは考えていません。野村証券は過去のおいて巨額の不正事件があったのですから、100%信頼はしていません。日本国債は100%安全だと考えている人がいたら、第2次大戦後に、猛烈なインフレに見舞われてしまって、日本国債は紙くず同然になってしまったことを知るべきです。銀行預金は封鎖され、新札が発行された結果、預金していたお金の価値は200分の1になってしまいました。現在は、当時よりも政府の借金がGDP比で大きくなっています。政府は、日本人の生命と財産を守ってはくれません。自分で守るしかないのです。
と言うわけで、とりあえず、SBI証券に口座を作りました。
私は、娘と息子の口座もSBI証券に作ったので、ある程度経験がありましたが、多少、手間取ったことがあります。
1.氏名に環境文字がある
氏名に環境文字があると、オンラインで入力しても受け付けてくれません。息子の時には、結局、紙で申請しましたが、今回はオンラインでカタカナ入力して申請しました。
2.マイナンバーカードの撮影が難しい
マイナンバーカードをスマホで撮影してデータを送るのですが、2回審査を通りませんでした。理由は、夜、部屋の照明を明るくして撮影したのですが、照明が反射したり、光量が足りないために文字がはっきりしないので、審査を通らなかったのです。最後に、戸外で撮影したところ、やっと審査を通って、口座を開設できました。
その後、少額を送金したところ、SBI証券の口座に、送金した金額が表示されたので、一応完了しました。今後は、その口座からの出金、野村證券からSBI証券へのETFの移換、移換したETFの売却、その売却資金で他銘柄の購入をやっていくつもりです。
最近の証券会社口座数を見てみましょう。
証券口座比較におすすめ 口座開設数ランキング
1位 SBI証券
ネット証券最大手として君臨する同社にアクセスしてみると、ネット証券のサービスはどういうものかが分かるでしょう。基本的なサービスのほとんどは網羅しており、スマホアプリからのアクセスも便利です。同社がライバルと売買手数料引き下げ競争を牽引してきたことでトレードは格安で行えるようになりました。取引に応じてTポイントが貯まり、またTポイントを使って投資信託を買い付けできるのも魅力です。
口座開設数 10,465,000口座 2023年6月集計
SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの合計口座数。
1約定あたりの取引手数料(国内現物)※税込
- 10万円時:99円
- 30万円時:275円
- 50万円時:275円
- 100万円時:535円
2位 楽天証券
ネット証券第2位としてSBI証券を追い続ける楽天証券は、手数料の低さでもトップクラスです。取引専用ソフトや取引アプリにも早くから取り組んできました。また、楽天経済圏の一角として、楽天スーパーポイントとの連携にも強みがあります。投資をするとポイントが貯まり、また貯めたポイントで投資信託や株を買えるだけではなく、連携で銀行金利がアップしたり、楽天市場でのポイント還元率がアップするのも魅力のひとつです。
口座開設数
9,243,379口座 2023年6月集計
1約定あたりの取引手数料(国内現物)※税込
- 10万円時:99円
- 30万円時:275円
- 50万円時:275円
- 100万円時:535円
3位 野村證券
今も大きな存在感を示し続ける同社は、ネット証券が猛追する今でも、預かり資産額や取引額では国内1位を誇ります。相続や事業承継など多岐にわたる相談に応じられるのは総合証券会社の強みでしょう。IPOの総幹事も多く引き受けています。全国を網羅する店舗網を背景に、地方でのセミナー開催も多く行われています。店舗での対面販売とオンライントレードで手数料体系が分かれています。
口座開設数 5,395,000口座 2023年6月集計 残あり顧客口座数
1約定あたりの取引手数料(国内現物)※税込
- 10万円時:2,860円
- 30万円時:4,290円
- 50万円時:7,150円
- 100万円時:12,188円
4位 野村ネット&コール
口座開設数 5,086,000口座 2022年5月集計 オンラインサービス口座数
1約定あたりの取引手数料(国内現物)※税込
- 10万円時:151円
- 30万円時:330円
- 50万円時:523円
- 100万円時:1,048円
5位 SMBC日興証券
歴史ある総合証券会社の一角として、またSMBCグループの一員として歩む同社は、オンライントレード中心のコースと相談を受けられるコースに手数料体系が分かれています。
口座開設数 3,876,000口座 2023年6月集計
1約定あたりの取引手数料(国内現物)※税込
- 10万円時:137円
- 30万円時:275円
- 50万円時:440円
- 100万円時:880円
6位 大和証券
大手総合証券会社2位として業界に地保を固める同社は投資相談やコンサルティングをベースとした取引コースと、自ら判断してオンライントレードを行う取引コースで手数料体系が異なり、好みのスタイルを選べます。また初心者向けにアプリ中心に展開するCONNECTという証券会社もグループで展開しており、こちらも動向が注目されています。
口座開設数 3,034,000口座 2021年3月集計 残あり顧客口座数
1約定あたりの取引手数料(国内現物)※税込
- 10万円時:2,090円
- 30万円時:2,844円
- 50万円時:4,741円
- 100万円時:9,482円
7位 マネックス証券
8位 みずほ証券
9位 auカブコム証券
10位 松井証券
ドル預金引き出し
野村証券の口座に有ったドル預り金を、銀行の外貨預金口座に送金し、それを引き出しました。
銀行の外貨預金口座の開設は、数か月前に無事実施済みです。
過去、ドル紙幣が必要な時は、三菱銀行の自動販売機に円を挿入して、ドル紙幣のパックを入手したのですが、今回は、みずほ銀行から引き出すことにしました。
三菱銀行での引き出しは、自動販売機が相手ですから、円紙幣を入れて、ボタンを押せば「ストン」とドル紙幣が出てきます。その間、誰とも、一言もしゃべらずに済みました。しかし、みずほ銀行はそうではありませんでした。
自動販売機がないので、対面で「外貨預金から引き出したい」と伝えたところ、様々な質問をされました。
- 目的は何ですか?
- 行先の外国はどこですか?
- 行先の州はどこですか?
- いつ行くのですか?
- 旅行の日程は決まっていますか?
- 旅行の日経のスケジュール表を提出してほしい。
これではまるで取り調べです。
その挙句、「こちらにはドル紙幣がありませんから、2営業日先でないと届きません。再度来店してください。来店時刻を教えてください。その時刻に来られなければ電話で連絡してください。」と言われました。
この支店までは、自転車で30分くらいかかるので、2回往復で2時間かかりました。
来年からは三菱銀行を利用することにしました。