食費を減らす術

私が実践している食費を減らす方法

1.外食をしない

旅行や友人と会うとき以外はほとんど外食をしません。外食の値段の半分以上は人件費ですから、自分で料理すれば、体にも頭にもよいし経費も節約できます。

2.買うものは紙に書いたものだけ

私は、買い物で受け取ったレシートを冷蔵庫に貼っておいて、そこに在庫がなくなったものを書いておきます。買い物の際に、それを持っていくと、必要なものがそろいます。

時々、季節の果物などが安く出回ることがありますので、それはレシートに書いていなくても、ちょっとした贅沢で買うことがあります。最近では、柿、キュウイ、少し前は、シャインマスカットが該当します。

3.賞味期限が多少切れていても気にしない

賞味期限が数日過ぎていてもほとんど問題ありません。場合によっては数か月でも構いません。ただし、食べるときに、味見をしてから食べるようにしています。賞味期限が過ぎたという理由で、下痢をしたことは一度もありません。

4.余った野菜は、スープの材料

野菜はすぐに傷み始めるので、少し古くなったものは野菜スープの材料にします。野菜スープは、トマト、小松菜、ホウレンソウ、ブロッコリー、タマネギ、レタス、ニンジン、ニンニク、キノコなど何でもよいのです。

味付けは、カットトマトの缶詰、塩、ケチャップ、コショー、ブイヨン、鶏がらスープなどです。1時間ほど煮込んで出来上がり、冷めてから冷蔵庫に入れておいて、1週間食べられます。

これは、癌の予防に効果があるというので始めたのですが、そのほかにも、栄養、繊維質、整腸、お通じの面でも素晴らしい食品です。これを始めてからは、野菜室がきれいになり、無駄に捨てる物がなくなりました。

5.野菜などはできるだけ丸ごと食べる(一物全体食)

一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)とは、食物は全体でひとつの命、それを丸ごと余すところなくいただく、という考え方です。

野菜はできるだけ皮をむかず、葉や根も使う。魚は切り身よりもまるごとの小魚を食べる。米は白米よりも、精白しない玄米。

食物を丸ごといただくということは、当然ながらその食物が持つ栄養が全部取れるということです。

にんじんに含まれるβカロテンは、皮を含めた外側部分に多く含まれています。丸ごと食べる小魚は、骨まで食べられ、カルシウムなどのミネラルを多く取ることができます。

アメリカのファイナンシャル・コーチの実践している節約術を2023年12月3日のCNBC makeitの記事で見ましょう。以下は拙訳です。


38歳のファイナンシャル・コーチ、1ヶ月の食費はわずか124ドル。

オンライン・パーソナル・ファイナンス・コース「Best Money Class Ever」を運営するカーリー・デフェリスは、貯蓄と予算のエキスパートであることを証明するために、大きな数字を挙げている。2008年の大学卒業から26歳の誕生日までの間に、彼女は3万5000ドルの借金を返済し、10万ドル以上を投資に蓄えた。

現在38歳で、テキサス州オースティンのコワーキング・スペースのコミュニティ・マネージャーであるデフェリスは、現在の給料58,000ドルをはるかに上回る年収を得ることなく、この数字を現金と投資で約40万ドルにまで増やした。

しかし、デフェリスが借金から抜け出し、富を築くことを可能にした予算管理法を実践し続けているため、小さな数字はさらに印象的なものになるかもしれない。

たとえば、9月にデフェリスが食料品に使った金額はわずか123.65ドルだった。インフレの現状を考えれば、一回の買い物でこの金額に達するのは難しいことではない。

「食事を書き出したり、その週の献立を考えたりすることで、平均的な人よりも数千円は安く済んでいると思います」と、デフェリスはCNBC Make Itに語っている。「私の秘訣は、常に食料品リストを持つことです」。

食事を計画し、衝動買いを避ける

デフェリスの食料品代は、1週間の裁量予算120ドルから捻出し、現金で持っている。

「これは私が営業経費として考えているものです。だから、食料品、ガソリン代、車代など、必要なものを最初に買い、あとはハッピーアワーや友人と遊んだり、新しいシャツやちょっとしたプレゼントを買ったりする。

つまり、彼女が少しでも楽しみたいなら、食料品の予算を守ることは必須なのだ。彼女はまず、1週間の食事の計画を立てることから始める。

Make Itがデフェリスを取材した週のメニューは、朝食にシリアル、昼食にターキーサンドイッチ、ポテトチップス、リンゴ、夕食にサーモン、アボカド、ライスボウルだった。

デフェリスが1週間分の食事を作るのに必要な食材は、彼女が予算を記録するのに使っているのと同じ日誌と、食料品店に行くときに一緒に持っていくリストに書き留めてある。

「私はサンタクロースのようなもので、リストを作って2回チェックします」とデフェリスは言う。

リストがその週に必要なものすべてで構成されていることを確認すると、彼女はそれを守り、食料品の予算を膨らませるような買い物を避ける自信が持てる。

重要なのは、リストにあるものしか買わないということ。

デフェリスは、友人との夕食や飲み会(彼女の9月の予算では50ドルの項目)にも同じ予算管理の戦術を適用している。

「私はとても積極的です。このハッピーアワーに行こうよ」って。そこにいる間、彼女は友人と楽しむために多くを費やす必要はない。「心を通わせ、友人との関係を築きながら、4ドルくらいで済ませることができる」。

食料品であれ、夜の外出であれ、何に使うかを意識的に考えれば、最終的に自分にとって意味のないことにお金を使うことは少なくなる、とデフェリスは言う。

「私は、驚くほど社交的で、素晴らしい社交生活を送りながら、お金を節約する術もマスターしています。そして、私がバランスを見つけた方法は、重要なのは友人との経験であることに気づいたことだと思う。」

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