私の金融資産は約5億円あり、野村証券の口座において以下のポートフォリオによって運用しています。野村以外にSBI証券に口座を保有していますが、残高は約1万円だけです。
不満な点は次の通りです。
- 資産規模が大きい割に証券会社が実質1社だけであること
- SPY(SPDR社のS&P500株式ETF)の割合が約半分なので、多すぎること
- そのSPYがETFの資産規模で1位から3位に転落したこと

さて、このポートフォリオを改良すべきかどうか、また、改良するとしたらどのような手順ですべきかを検討してきました。
まず、有名人のポートフォリオを確認してみましょう。
本人が公表している資産は次図の通りです。

もう少し具体的な割合を推定すると次の通りです。
S&P500、日経、リートなどのETFと投資信託:75%
不動産: 15%
セクター・国別ファンド: 7%
アクティブファンド・個別株・マネーのまなび:2%
現金:1%(生活費1か月分なので、クレジットカード決済が可能かどうか心配)
エミン・ユルマズのポートフォリオは以下の通りです。

また、ウォーレンバフェットの勧めるポートフォリオは、以下の通りです。
- VOO(バンガード社のS&P500ETF):90%
- 短期国債 :10%
現在の私の結論
- 野村證券口座のポートフォリオには当面手を付けない
- 今後受け取るETF分配金、確定拠出年金は、SBI証券の口座で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買い増していく。
- 私の死後、相続人は私の証券口座の資産を相続する
- 相続税は相続人がSPY(SPDR社のS&P500株式ETF)を売却した資金で支払う。
相続税は総資産の3~4割になるでしょうから、SPY(SPDR社のS&P500株式ETF)の割合がぐっと減り、良いバランスになるでしょう。また相続人は、野村證券とSBI証券の2口座を保有することになり、単一口座よりも安心です。
それでは、なぜ今すぐにSPYを売却して、VOOやeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に変換しないのかと言う問題があります。
今すぐにSPYを売却すると、20.315%の税金を引かれ、資産が縮小してしまいます。そうなると、来年以降得られたはずのリターンも約2割減ることになります。つまり、死ぬ直前まで税金を払わずにリターンを増やした方が得なのです。
死亡すると、相続税支払いのために売却することが必要になりますから、その時点で初めて売却した方が有利です。
さらに言えば、癌などで余命がある程度わかっている場合には、死亡前に相続税予想額を現金化するために、SPYを売却して2割の税金を払うことで、相続資産を減らすことが相続税を減らす対策になります。
なお、すべての金融資産を売却する必要はなく、相続税相当額だけを売却すれば良いのです。それ以外の銘柄はそのまま保有すれば、リターンは減りません。
当面、この方針で進めて行き、状況が変わったら、また考え直すことにします。