◎今日のグラフ:私の運用実績の評価益は84%です。
先月より高級車1台分増加
私の2018年7月までの運用実績は新宿区内藤町の53㎡新築マンションまたは高級車15台分に相当します。資産評価額は、2018年1月にピークを付けた後、1800万円減少したこともありました。しかしその後、現在は回復基調にあり、ピーク時の500万円減まで戻ってきました。一喜一憂せず、推移を見守るのことが大事です。
退職金等は当初定期預金と外貨MMFに仮置き
2010年に退職金等の金融資産を、とりあえず銀行の定期預金と、証券会社の外貨MMFに置きました。この時点では、資産運用というよりは、仮置きという方が適切かもしれません。
1年目は評価損
2011年には、円高の影響で数百万円の評価損が発生しています。評価損ですから実際の損失は発生していません。しかし、過去においては外貨MMFで、損失が実際に発生したことがあります。
ペイオフ解禁
2000年の初めに、ペイオフ解禁となり、銀行預金のうち、1000万円までしか保証されないということが盛んにニュースで取り沙汰されたことがありました。
2003年には外貨MMFで200万円の損失
私は、銀行預金の一部を使って野村證券の外貨MMFを購入しました。その直後に、自宅用の土地の購入が決定したため、その外貨MMFを日本円のMRFに戻さざると得ませんでした。この時たまたま円高が進んだので、為替損が200万円ほど発生しました。
短期保有では損失が発生しやすい
当時日本は既に低金利でしたが、欧米はある程度の金利水準にあったため、ある程度の期間外貨MMFで運用していれば、多少の円高でも為替損失は発生しなかったのでしょうが、短期間の運用では為替損が発生してしまいました。
ほぼ全額をETFに移動
2010年に購入した外貨MMFは、その後売却して円に戻す必要がなく、基本的には全額外貨ETFの購入資金にしましたので、実際の損失は発生しませんでした。2012年の暮れから、アベノミクスによる円安が進んだため、為替益が発生するとともに、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)も順調に上昇しました。
チャイナショックなどは1~2年で回復
2016年には、チャイナショックのあおりを受けて、一旦下降しましたが、その後は、再び順調に推移しています。今年に入ってから、少しでこぼこのグラフになっていますが、昨年の暮れに上昇しすぎたので、その調整時期にあると考えれば、2018年に相場が悪くなったとは思えません。
8年で3回の下落
2010年からの大きな流れを見ると、3回の相場下落・調整時期はあったものの、極めて順調に資産運用が推移していると言えます。その3回とは、2011年の円高、2016年のチャイナショック、2018年の調整時期です。2011年の円高による株価下落をどう受け止めるかという問題があります。
日本企業は円高で力を付けてきた
円高は悪く、円安が良いというような風潮がありますが、円高自体は、果たしてよくないことでしょうか。長年にわたる円高によって、日本の企業、経済は力を付けることができたのではないでしょうか。現在は多少の円安になっていますが、現在は果実を収穫している時期にあたっていて、かつてのような経営努力をしているのかどうか疑問です。
円安により一人当たりの富が減少
世界の中では、スイスが自国通貨高が続いています。国の力を蓄えている時期かもしれません。一方で、日本は円安によって、一人当たりの富が減少しているのではないかと思います。