◎今日のグラフ:2018年8月までの私の資産運用益は、千代田区神田東松下町の67㎡新築マンションの価格または高級車16台分に相当
何度かの波
高級車に換算すると、先月よりも1台分増加しています。過去8年の動きを見ると、順調に上昇しているようですが、何回か波があります。
外貨MMFでなく、最初から外貨ETFにしておけばよかった?
2010年に資産の一部を野村證券のUSMMF、ユーロMMFなどの外貨MMFにして、他はとりあえず銀行預金のままにしました。今から思うと、外貨MMFではなく、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)などの外貨ETFにしておけばよかったのですが、それは後から見た時の反省であり、渦中にあるときは、それほど大胆な運用はなかなかできないものです。
金融資産は、すべて給与、退職金など自分で稼いだもの
なお、この金融資産は、すべて私が給与、退職金などで稼いだものであり、親からの相続財産は含んでいません。
最初は株式ETFに投資せず
資産運用を始めたころは、住宅ローンなどの借入金はありませんが、まだ子供の教育費などの資金が必要でしたし、年金受給までには時間がかかるので、株式などに投資する気持ちにはなりませんでした。
2011年は円高で評価損
2011年は、円高が進行したので、外貨MMFの評価額が500万円以上下がりました。しかし、評価額が下がっても、売らなければ実際の損失は発生しません。
2012年は持株会の株式を売却して1306を購入
2012年には評価益が出ています。この年は、以前勤めていた会社の持株会株式の価格(元本1000万円)が2500万円まで上昇したので、全額を売却して、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を購入しました。
1306はその後2倍以上に高騰
この1306は、その後アベノミクスなどで上昇し、現在は購入時の2倍以上になりました。その後1306は、NISAで340万円追加購入した以外は売買を行っていません。
2015年以降に外貨ETFを購入
2015年の初めに、外貨MMFの資金でSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)とVGK(バンガード社のヨーロッパのETF)を購入しましたが、その直後にチャイナショックに見舞われて、一時は評価額が3000万円下落したこともありました。2016年にはVWO(バンガード社の新興国ETF)も購入しました。
2018年は一時的な調整?
2018年になって少し下がっていますが、このグラフをご覧になればわかるように、昨年の末に上がり過ぎたので、調整が入ったと考えた方が妥当だと思います。
iDeCoは一貫して株式で運用
iDeCoはもともと、勤めていた会社の確定拠出年金(DC)を運用しているものです。2001年ごろの開始以来、常に100%株式(日本または外国)で運用しています。厚生年金や確定給付年金(DB)は変動の少ない資産ととらえることができますので、DCは全額株式で運用することがバランスの良い運用方法だと考えています。
私の運用方針は以下の通りです。
- 長期で運用する。買ったETFは基本的に売りません。
- 株式のETFを中心に運用する。ただし、財形年金と、確定給付年金(DB)は別で、iDeCoは全額株式です。
- 日本の資産の割合は3分の1ほどで、できるだけ外貨ETFを保有するように努めています。