老後の住宅と資金

子供が独り立ちすると、残りのテーマは住宅と老後の資金です。住宅ローンによって老後の資金が困ったことになる場合があります。それは日本だけでなく、アメリカでも同じです。USA TODAY 2022年2月14日の記事を見てみます。以下は拙訳です。


退職後に現金が足りなくなる?

以下に挙げる3つの行動は思い切ったものですが、役に立つことがあります。

退職金が足りなくなることは、シニア世代にとって本当に恐ろしいことです。社会保障給付金は一生涯保証されていますが、生活するには十分ではありません。つまり、高齢のアメリカ人は補助的な収入がなければ、窮地に立たされることになるのです。

もし、貯蓄が底をつくかもしれないという状況に直面したら、早急にライフスタイルを大きく変えることが重要です。

行動を起こせば、老後の生活を立て直すことができるのです。この3つの思い切った行動によって、たとえ銀行に大金がなくても、十分なお金を確保することができるのです。

1. 自宅を縮小する

住宅費は、高齢者が直面する主なコストの1つです。しかも、まだ大きな家に住んでいる場合、住居の維持費が月収の大部分を占めてしまうこともあります。住宅ローンがなくても、固定資産税や保険料、光熱費、管理費などがかかるので同じです。

賃貸でも持ち家でも、より狭い場所に引っ越せば、予算が大幅に削減され、貯蓄を維持できる可能性があります。特に、持ち家がある場合は、売却することで、住宅ローンのない小さな家を購入するのに十分な資金が得られる可能性がありますし、投資口座に余剰資金を投入できるかもしれません。

2. 生活費の安いところへ引っ越す

シニア世代の経済的な不安は、狭い家に引っ越すことだけにとどまらないかもしれません。州によって生活必需品の価格は大きく異なるので、他の州に引っ越すことも、お金を長持ちさせる一つの方法です。

物価の高い地域に住んでいる場合、基本的な支出で社会保障の収入を使い果たしてしまい、必要なものを賄うためには毎年多くの貯蓄を取り崩す必要があります。しかし、物価の安い場所に引っ越せば、投資口座からの取り崩しを大幅に減らすことができ、将来のための貯蓄を維持することができます。

移住する際には、生活の質、医療サービス、気候、税制などをよく調べて、経済的な安全性を確保しつつ、満足のいく移住ができるようにしましょう。

3. 乗り物をなくす

最後に、交通費も多くのシニアの予算の大きな部分を占めています。可能な限り車を処分することで、交通費を大幅に削減することができます。

定年退職した配偶者やパートナーと同居している場合、2人とも通勤の必要がなければ、車1台でやっていける可能性が非常に高いです。もしあなたがすでに車一台で生活しているのであれば、唯一の車を手放すことはより難しいかもしれませんが、あなたの地域がどれだけ歩きやすく、公共交通機関があるかどうかによって、蓄えを維持するための有効な方法となる可能性はあります。

結局のところ、これら3つの変化はいずれもライフスタイルの大きな転換を意味するので、よく考える必要があります。しかし、資金が足りなくなる前に大きな行動を起こす方が、今使ってしまって、お金がないから後で変更を余儀なくされるよりも、将来のためにできるだけ節約することができるのです。


以上はアメリカ事情でしたが、日本でも新しい動きがあります。このブログでは、時々、「文化放送 ラジオ番組 大人ファンクラブ」の放送内容を紹介していますが、この番組のスポンサーが、移住・住み替え支援機構です。その事業内容を少し見てみます。

移住・住み替え支援機構のホームページ


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