◎今日のテーマ:連れ合いのポートフォリオ2018年12月
日米のETFに半分ずつ
連れ合いの金融資産は、円グラフで表すと複雑に見えますが、簡単に言えば、日本のETFとアメリカのETFが半分ずつです。日本のETFは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)で、分配金やキャピタルゲインが課税される特定口座と、課税されないNISA口座で運用しています。
1306とSPYは日米最大の投資信託
ETFとは、Exchange Traded Funds(上場投資信託)で、上場されているインデックスファンドです。アメリカのETFはSPYとVOOで、アメリカのS&P500のETFです。1306が日本最大、SPYがアメリカ最大のETFです。
外貨MMFとつみたてNISA
それ以外に外貨MMFを保有していますが、この2商品はETFの分配金を貯めているものですので、将来的にはETFを買うための原資として、一時的に保有しているものです。更に2018年から、つみたてNISAを始めました。
今月の売買は、つみたてNISAだけ
連れ合いは、2018年12月には、つみたてNISAしか購入していません。また、ポートフォリオの比率は先月と変わっていません。
Buy and Hold
連れ合いは、私と同様に、買うだけで売ることは原則的にしません。原則的に、という意味は、過去において外国の社債を証券会社に勧められて買った経験がある、という意味です。その後は証券会社の勧めるものは買っていません。リーマンショック、チャイナショックの時も売りませんでした。
S&P500に投資
資産運用を勉強した結果、S&P500に投資するのが良いと思うようになりました。1306、SPY、VOOという商品は、日米最大のETFとウォーレン・バフェットが勧めるETFですが、個人の資産運用の商品としては、あまり新聞、雑誌などで取り上げられることがありません。
1306やSPYが記事にならない理由
① メディアは広告主の金融機関に忖度
ETFは、金融機関にとって、手数料や信託報酬をあまり稼げない、儲からない商品です。このため、新聞や広告の乗っている雑誌が、推奨することはほとんどありません。新聞や広告の乗っている雑誌は、個人資産運用者である購読者よりも、広告を載せてくれる金融機関に忖度しているようです。新聞が投資信託を記事にするときには、まず最初にETFやインデックスファンドを除外して、アクティファンドだけを扱うのです。もし新聞が良心的であれば、ETF、インデックスファンド、アクティブファンドの特徴、手数料、コストに関する違いを分かりやすく解説する記事を、繰り返し掲載すべきだと思います。しかし、そのような記事を見たことはありません。
② SPY、1306は不動の1位で新鮮味がない
SPY、1306等は約20年間も不動の第一位であり、記事としてはあまり新鮮味が内容です。逆に見れば、それだけ安心できる素晴らしい商品だということの証明でもあるわけです。短期中期で人気のあるアクティブファンドを記事として扱うことは、証券会社がコスト高の商品を入れ替わり販売して営業する手法と似ています。ETFなら、国内の1306、1308、アメリカのSPY、VOO、IVV、インデックスファンドならニッセイ外国株式インデックスファンドなど、低コストで大型の商品を、記事として扱ってほしいものです。