昨日に続いて夕食を書きます。
私の夕食を再掲します
- 自家製玉ねぎ・昆布・ニンニク・ラッキョウの酢漬け
- 冷ややっこ
- みそ仕立ての潮汁
- 肉料理
- 魚料理
- 野菜料理
- 豆など
- 納豆と玄米
- (干し柿)
各種酢漬け
上の三つ、自家製玉ねぎ・昆布・ニンニク・ラッキョウの酢漬け、冷ややっこ、みそ仕立ての潮汁、は工夫と凝らした食品です。次の、肉料理、魚料理、豆などはどの家の食卓でも普通に出て来るおかずです。これらもできるだけ、自分の家で作るようにしています。
スーパーの総菜の食品添加物がすごい
スーパーマーケットやコンビニエンスストアで総菜を買うことは、忙しい時、作るのに手間がかかるけど少しだけほしいようなちょっとした総菜以外はあまり。スーパーなどの総菜の裏には様々な食品添加物が印字されています。
健康に直ちに影響はない
これらの食品添加物について、体に良いか悪いかは、素人の私にはよく分かりません。しかし、専門家でも本当に正しいことは言えないのではないかと考えています。2011年の東日本大震災の時に、福島第一原発事故が起こりましたが、その時に政府が何度も繰り返し、テレビなどのマスメディアがオウム返しのように言ったのが、「健康に直ちに影響はない」という言葉です。この「直ちに」というのは、どれくらいの期間でしょうか。
法律を信用しすぎない
食品衛生法上は、一定の試験をパスすれば、「健康に直ちに影響はない」ということができます。法律は一定の想定の下に安全性を定義していますが、それで絶対に安全ということはありません。
調布市道路陥没事件
最近、調布市で道路が陥没した事故が起きました。この現場の約47メートル直下では、千葉県から埼玉県、そして現場のあった調布市などを通って東名高速道路に接続する全長約85キロメートルの東京外郭環状道路(外環道)のトンネル建設工事が進められ、9月中旬にシールドマシンが通過していました。法律を遵守して工事を行っていたとしても事故は起きるものです。法律ではある程度の安全性は確保できるものの、万全ではありません。
50年後の健康被害は分からない
人間の寿命は80年、90年という長期ですから、直ちに影響が出なくても、50年経ったら癌になって死にます、ということでは困るのです。食品添加物は、次から次へと開発されますし、料理の仕方、保存の仕方、食べる量、食べる人の体質などによって、異なる作用をすると思われますから、50年後の様々な場合ごとに影響度を測ることは不可能です。現代人は、寿命が延びてきましたから、危険なものを多く食べすぎなければ、おそらく、大丈夫だろうと考えます。
できるだけ自分で作るか冷凍食品を利用
したがって、スーパーなどで買う総菜は、できるだけ少なめにして自分の家で、野菜、魚、肉などの生鮮食品を使って作る方が安心です。特に最近は、生協、スーパーなどで美味しい冷凍食品をそろえていますから、それらも利用できます。
納豆と玄米
納豆は栄養的に世界最高の食べ物だと、我が家では言っています。しかも保存期間も極めて長いという利点もあります。
我が家では、夕食の最後の方で
- 納豆
- 卵
- のり
- 玄米ごはん
を一緒に食べます。
納豆を食べることで期待できる効果を医師にアンケート調査した結果、
- 整腸作用(納豆菌):50.3%
- 免疫力アップ(納豆菌):46.1%
- 血栓の予防(ナットウキナーゼ):28.9%
- 感染症・アレルギー予防(納豆菌):27.4%
- 解毒・抗菌作用(納豆菌):23.0%
- 骨折の予防(ビタミンK2):22.6%
- 更年期症状の改善(大豆イソフラボン):16.7%
- 高い栄養価…16.6%
- アンチエイジング効果(ポリアミン):15.7%
- 血糖値上昇の抑制(ポリグルタミン酸):14.4%
が上位に上がりました。
納豆がコロナに効く
真偽のほどは分かりませんが、最近はヨーロッパで、「納豆がコロナに効く」と注目を集めているようです。納豆は、腸の状態を健康に保ち、免疫力を向上させる効果があるようですが、それ以外にも効用があるかもしれません。
ビタミンK
納豆には1パック(40g)あたり約240μgものビタミンK2が含まれます。ビタミンKにはK1とK2があり、K1はほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜に多く、体内吸収率のより高いK2は納豆に特に多く含まれます。
心臓血管の健康状態が良好
ビタミンKには血液を凝固させる作用や、骨中のカルシウムを内外に移動できる特殊なタンパク質を活性化する働きがあり、天然ビタミンK2を豊富に含む食材を長年食べてきた人は、動脈内のカルシウム沈下が著しく低く、心臓血管の健康状態が良好だったそうです。
血液抗凝固剤を摂取している人は要注意
ただし、日本でも血液抗凝固剤を摂取している人は納豆を控えるよう指導されるが、これはビタミンKが薬の作用を弱めてしまうからです。しかし「それ以外は完全に安全」であり、「ビタミンKのサプリを取ることをアドバイスする。たとえ深刻なCovid-19の病状には役立たなくとも、血管や骨、そしておそらく肺のためにいいはずだ」と、オランダの研究者ヤンセン博士は提案しています。
玄米
白米は血糖値を上げるので、50歳以上で糖尿病や糖尿病予備軍の人はできるだけ避けた方が良いとされています。私も現在は、白米をやめて玄米を茶碗の6分の1程度にしています。玄米は白米に比べて吸収が穏やかなので、血糖値が急に上がることはありません。
玄米は以下の材料で炊きます。
- 玄米2合
- 大麦1合
これに「雑穀」や「おかまにポン」を入れます。冷蔵庫に入れ、毎夕食に少しずつ食べます。
海苔
日本人は海藻を消化できますが、欧米人は消化できないそうです。海藻は野菜の一種くらいの気持ちで少し食べます。海藻類で食べているものは、
- 海苔
- 昆布の酢漬け
- おからのお好み焼きにかけるあおさ
です。特に効果はないかもしれませんが、「すこたく」の一環です。
干し柿
秋になると、渋柿に柿の実がなるので、それを軒下にぶら下げて干し柿を作ります。柿が赤くなると医者が青くなると言われるように、健康に良いので、秋から冬にかけて1日1個食べています。