◎今日のテーマ:投資への不安に対策するか3
昨日に続いて、今日は2番目の不安への対策のうち、アメリカに関してです。
② 投資すべき商品が分からない(アメリカ)
アメリカにおける2018年8月のETF上位5銘柄です。S&P500が1位、2位、4位を占めています。3位はアメリカ全体の株式を対象としています。5位はナスダックの上位100社による指数です。
純資産総額
私はこの中で、最も純資産総額の大きいSPDR S&P500 ETF (SPY)を選びました。
信託報酬
SPYの信託報酬は高め
信託報酬については、第1位のSPYが0.0945%、第2位IVVと第4位VOOの0.04%と比較して高いのですが、アメリカで最大のETFという点に魅力があります。
野村證券はIVVの取り扱いなし
第2位のiシェアーズ・コア S&P 500 ETF (IVV)は、私の証券口座がある野村証券では扱っていないのです。
追加購入はVOO
第4位のVOOは、設定日が2010年9月9日なので、連れ合いが投資を始めた時点では、まだ誕生していなかったのです。私も連れ合いも、SPYの割合が3割になったので、資産分散化の観点から、追加のS&P500ETFの購入については、VOOを選択しています。
将来はIVVも検討
今後SBI証券などのネット証券に口座を開設した場合には、IVVの購入も考えるつもりです。というのは、VOOのバンガード社は運用管理費用(信託報酬)が安いので、私はVGK(ヨーロッパのETF)、VWO(新興国のETF)も保有するなど、バンガード社の割合が大きくなってきているので、資産分散の観点から他の会社の割合を増やしたいと思っているからです。
バフェットの遺言
世界第3位の資産家で著名な投資家ウォーレン・バフェットの遺言は以下の通りです。
遺言:「10%を短期国債に、90%を非常に低コストのS&P500(バンガード社を勧めます。)のインデックスファンドに投資することです。」
VOOの低コストをIVVが追う
現在、バンガード社のVOOとiシェアーズ・コアのIVVの信託報酬は0.04%ずつで、同じ数字ですが、先にVOOが引き下げを実施して、その後を追ってIVVが引き下げるという構図です。また、バンガード社は20世紀の時代から、徹底したコスト削減に基づいて信託報酬引き下げを各種インデックスファンドで実施してきた実績があります。従って、バフェットは、そのような会社の姿勢にも共感していると思われます。
順位 | 銘柄 | 純資産総額 | 信託報酬 |
1 | SPDR S&P500 ETF (SPY) | 30兆円 | 0.0945% |
2 | iシェアーズ・コア S&P 500 ETF (IVV) | 18.1兆円 | 0.04% |
3 | バンガード・トータル・ストックマーケット ETF (VTI) | 11.7兆円 | 0.04% |
4 | バンガード・S&P 500 ETF (VOO) | 11.4兆円 | 0.04% |
5 | パワーシェアーズ QQQ (QQQ) | 7.8兆円 | 0.20% |