お金に関する子供への教育

お金に関することは難しい

子供にお金の教育をするのは、結構難しいものです。お金に関して難しい順番に言うと、以下の通りです。

  1. 自分で自信を持った資産運用を体得する
  2. 連れ合いに資産運用の方法を納得させて、実行させる
  3. 子供にお金の使い方、貯め方を説明して、実行させる

自分の運用方法体得

長年にわたって、資産運用の方法を研究した結果、株式ETFや低コストインデックスファンドによる運用にたどり着きましたが、10年前は、まだ大半を外貨MMFで保有していました。その後、国内株式ETFや外国株式ETFを購入して、運用結果も上昇しました。

子供たちの資産運用

子供たちにはSBI証券に口座を開設させ、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドなどで運用することを指導しました。しかし、子供に教育し実践させようと思っていることの半分も、いまだに実行できていません。ネット証券にお金を振り込み、商品を買い付けるのは結構手間がかかります。やる気があっても、やったことのない作業は気が重いものです。子供の資産運用に何とか格好がつくのは、2~3年後ではないかと思っています。

2021年5月6日のCNBCの記事をもとに、お金に関する子供への教育を考えてみましょう。以下は拙訳です。

個人お金教育にもっと親を巻き込むために教師が奮闘

個人お金の教育者が尋ねる質問:わたしがおしえているお金教育に、生徒の親たちを引っ張り込む最良の方法は何か?

アトランタ州センテニアル・アカデミーの8年生の社会科教師のタマラ・ゴードンは、そういった教育者の一人です。

「個人お金教育を行うのは意味がないと考える親もいます。どうやったら打開できますか?」5月5日の教師の投資:『位置について、用意、成長』で、専門家のパネリストに、そう聞きました。

「正直に言って親は自分の置かれている状況を恥ずかしいと思っています。知識のないことを恥だと思っています。」と、ニュージャージー州ニューアークの学校教師でバジェットニスタ創設者のティファニー・アリシュは言います。

この問題を解決するためにアリシュがよくしていたことは、生徒に対するお金教育をゲーム化して、あるゲームでは、大人の登場人物を想定して、モノポリーのお金で支払いをします。当時、アリシュは生徒の両親を招いて、同じようにゲームをしました。

「あなたのお子さんが学んでいることも、親御さんたちも、威厳を保持したままの方法で学ぶことができます。」とアリシュは言いました。「ご両親を教室に招くのです。」

「親御さんたちにお金の質問の仲間入りをする宿題を出すことができます。」と教育主張サービスの403(b)ワイズ理事長のダン・オターは言い、これは親御さんの最初の仕事、つまり家族がお金を扱う方法になるのです。

「お金教育を怖いものにはしたくない。だから、基礎的に質問から始める必要があります。」とオターは言います。

アメリカの個人お金教育は、州によって、市によって、そして学校によっても様々です。高校性に個人お金学習課程を要求しているのは21州だけです。そして、他の過程に組み込まれているようような、独立した授業を要求している州はほとんどありません。

24州の高校では、個人お金教育を提供しなければならないのですが、必須科目ではありません。中学校と高校の生徒にお金教育を提供することに特化している非営利の「次世代個人のお金」の調査によると、高校卒業のために独立した個人お金コースをとる必要のある生徒は12%未満で、必須としているのは6州です。

しかし、この割合は有色人種にとってはもっと低く、現在の富の格差はますます悪化しています。卒業するために個人のお金の学習過程を必須にしているのは、黒人と褐色の人種の生徒が7.4%、低所得の生徒が7.8%です

個人の話を使う

学校や州が要求する以外に、多くの生徒たちは、しっかりしたお金の知識のある大人の例や、手本となる個人のお金に関する大人が、生活の周りにいないかもしれない。

「調査によると、両親は子供にお金より、セックスのことをより多く話している。」と、公認ファイナンシャル・プランナーで、お金の心理学者のブラッド・クロンツは、水曜日の公開討論会で言いました。

生徒を巻き込んで、例を示すために、個人的お金の経験を必ず持ち込むようにする教師もいます。

ニューヨーク市ゴサム・コラボレイティブ高校の10年生担当の特別教育教師のヤミエシャ・ベルは自分個人のお金の話を生徒に話します。

両親を授業に招く

ベルは、クレジット・カードの負債2万7千ドルを7か月にわたって支払い、純資産価値10万ドルをためたが、その最新状況を伝えた。

「自分と同じような人たちが、財産形成に関し選択肢があることを示すことは大事だ」とベルは言いますが、彼女もザ・ボールド・バジェターというインスタグラムの口座で、個人のお金の使用記録を点けています。

公開討論会の有識者たちも、教師は、生徒や同僚にお金のことを話すだけでなく、自分のお金に関して調査したり計画することを勧めています。

「これは信じられないほど役立ちます。というのは、おそらく他の人たちは、ほっと胸をなでおろすでしょうから。自分から話し始めれば、他の人達も話すでしょう。」

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