VOO :バンガードS&P 500 ETF(ウォーレン・バフェット推薦)2021年12月

世界最大とバフェット推薦

世界最大のETFはSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)であり、一方で、ウォーレン・バフェットが推薦する投資金融商品はVOO(アメリカ・バンバード社のS&P500のETF)です。しかし、VOOは世界のETF市場で第4位です。なぜ、ウォーレン・バフェットは、第1位の銘柄を勧めずに、第4位の銘柄を勧めるのでしょうか。

VOOは最低コスト

その理由はVOOの方がSPYよりもコストが安いからです。総経費率はSPYが0.0945%で、VOOは0.03%です。逆に言えば、なぜコストがこれほど高いのに、SPYは世界1の規模を誇っているのでしょうか。それは、SPYは取引量が圧倒的に大きいからで、1日平均の取引量は、VOOの5百万株に対してSPYは78百万株ですから15倍以上の大きさです。個人投資家と違って、機関投資家は取引量が多いので、多少コストがかさんでも希望に近い価格で取引できるSPYの方が安いし使い勝手が良いのでしょう。

VOOの翻訳

世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。

製品概要

  • 米国最大の企業500社を代表するS&P500インデックスの株式に投資します。
  • 目標は、インデックスのリターンを綿密に追跡することです。このETFは、米国の株式リターン全体の指標と見なされます。
  • 投資成長の可能性が高い。 株価は、債券を保有するファンドよりも急激に上下します。
  • お金の成長が不可欠である長期的な目標に適しています。

ETFの事実

  • 資産クラス:国内株式-一般
  • カテゴリー:ラージブレンド
  • IOVティッカーシンボル:VOO.IV
  • 経費率:2021年4月29日現在 0.03%

価格と利回り

  • 市場価格:2021年12月14日現在  $ 426.04
  • NAV:2021年12月14日現在  $ 425.73
  • 30日間のSEC利回り:2021年11月30日現在 1.25%B
  • プレミアム/ディスカウント: -$ 0.04

リスクの可能性

リスクレベル4

中程度から積極的なファンド

中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。

パフォーマンス

平均年間収益 2021年11月30日現在

1年間リターンは先月よりかなり下がってきましたが、まだまだ高い水準にあります。10%程度まで下がると落ち着くかもしれません。

1年間 3年間 5年間 10年間 2,010年9月7日設定以来
VOO 27.89% 20.35% 17.86% 16.12% 15.85%
S&P 500 Index (ベンチマーク) 27.92% 20.38% 17.90% 16.16% 15.89%

10,000ドルの仮想成長 2021年11月30日現在

10年前に1万ドル投資した場合に4万4573ドルに増えたことになります。

ポートフォリオ構成 株式セクターの分散化

セクター S&P 500 ETF2021年11月30日現在 S&P 500インデックス (ベンチマーク)2021年11月30日現在
コミュニケーション・サービス 10.80% 10.80%
一般消費財・サービス 12.80% 12.80%
生活必需品 5.60% 5.60%
エネルギー 2.90% 2.90%
金融 11.40% 11.40%
ヘルスケア 13.00% 13.00%
資本財・サービス 8.00% 8.00%
情報技術 28.00% 28.00%
素材 2.50% 2.50%
不動産 2.60% 2.60%
公益事業 2.40% 2.40%

特徴 2021年10月31日現在

株式数:511
純資産合計に資金を供給する:8290億ドル
上位10株の純資産:30.1%
外国の持ち株:0.0%

月末の上位10銘柄のシェア 2021年10月31日現在

1.マイクロソフトMicrosoft Corp. 6.30%
2.アップルApple Inc. 6.00%
3.アルファベットAlphabet Inc. 4.40%
4.アマゾンAmazon.com Inc. 3.70%
5.テスラTesla Inc. 2.30%
6.メタ・プラットフォームズMeta Platforms Inc. 2.00%
7.エヌビディアNVIDIA Corp. 1.60%
8.バークシャー・ハサウェーBerkshire Hathaway Inc. 1.40%
9.JPモルガン・チェースJPMorgan Chase & Co. 1.30%
10.ユナイテッドヘルス・グループUnitedHealth Group Inc. 1.10%

フェースブックがメタ・プラットフォームズに社名変更

米国Facebookは、2004年に「Facebook」を始め、その後「Instagram」、対話アプリ「WhatsApp」の運営会社を買収しました。急成長の一方、プライバシー重視の考えが世界的に強まる中、個人情報に依存する事業モデルが批判されています。

Facebookの年代別利用数・利用率

Facebookはビジネス用

Facebookの特徴は30〜40代のビジネス層の利用と信頼性の高さです。逆に、10代、20代の利用率は低くなっています。他のSNSとの大きな違いは、実名かつ基本顔写真の登録が必要というところです。そのためFacebookはビジネスシーンで活用している人が多いため、プライベートよりもフォーマルな環境として同僚やクライアントなどと繋がるツールとして利用されることが多いです。

また、実名のため誰かれ構わず友達になるというよりも、面識のある人と繋がることが多いので投稿に注目されやすいです。

 

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