娘の運用実績2022年5月

2か月分の折れ線グラフ

このグラフは2か月間の折れ線グラフなので、少し見にくくなっています。2022年4月の元本(取得価額)の指数を100としています。5月は取得価額が増えていないので指数は100のままです。評価額は4月が111、5月が113で、わずかに上昇して今す。娘は数年前から投資を始めたので、4月時点ではすでに評価益が13%出ています。

娘が投資している銘柄は、以下の低コストインデックスファンドです。

  • 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

親は株式ETF、子供は低コストインデックスファンド

私は、1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))やSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)などの株式ETFを中心に投資をしていますが、ETFは数百万円以上のまとまったお金があると投資しやすいのですが、若い人で、毎月自動積立をするような場合には、数万円、数十万円単位の取引になるので、低コストインデックスファンドが便利です。

昭和の時代は投資信託を買ってはいけなかった

低コストインデックスファンドの歴史は浅く、まだ10年経過していません。それまでは高コストのアクティブファンドしかなかったので、個人投資家にとっては暗黒の時代でした。具体的に言うと、今から30年以上前に、山一證券の人から「投資信託だけ買ってはいけない」とアドバイスされたほどです。当時の投資信託には高コストの商品しかなく、証券会社が儲けて個人投資家が損をするというものでした。今でも高コストアクティブファンドはたくさん販売されていて、野村や大和などの対面証券で買おうとすると、そのような銘柄を勧められますが、買ってはいけません。

そういう意味で、個人投資家にとって、今は非常に恵まれた時代になっているのですから、この状況を利用しない手はありません。私も、娘や息子にSBI証券の口座開設と低コストインデックスファンドの購入を勧めました。

低コストの商品がたくさん販売され、成長している理由はいくつかあります。

  • アメリカ、日本で、低コスト株式ETFが発売され成長したこと
  • インターネットによって、証券会社などの金融機関に手数料を取られない中抜きの流通が発展したこと
  • SBI、楽天などのネット証券が誕生し成長したこと
  • ニッセイが低コストインデックスファンドを発売し、三菱UFJなどが追随したこと
  • 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」が注目を浴びたこと
  • 個人のブログ、ユーチューブによって情報が発信されていること

今日は上記3銘柄のうち、次の銘柄を確認します

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

ファンドの特色

主としてMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う。対象インデックスに採用されている日本を含む先進国および新興国の株式等(DR(預託証書)を含む)への投資を行う。原則として、為替ヘッジは行わない。4月決算。

チャート

  • 基準価額(折れ線グラフ):3年で16,825円に上昇⇒3年で1.68倍になりました
  • 純資産総額(下のオレンジ部分):5,641億円⇒順調に伸びています
  • 3個の「0」は分配金がゼロであることを示しています。

騰落率

過去1か月 過去3か月 過去6か月 過去1年 過去3年 設定来
ファンド -0.0% 5.0% 1.1% 9.6% 63.2% 65.5%
ベンチマーク 0.2% 5.0% 1.2% 9.6% 63.1% 65.5%

資産構成

比率
国内株式 5.4%
先進国株式 83.5%
新興国株式 11.0%
コールローン他 0.0%

各マザーファンドの騰落率

マザーファンド 主要投資対象 過去1か月 過去3か月 過去6か月
日本株式インデックスマザーファンド 国内株式 0.9% 3.2% 0.2%
外国株式インデックスマザーファンド 先進国株式(除く日本) -0.3% 5.6% 1.6%
新興国株式インデックスマザーファンド 新興国株式 1.5% 1.5% -0.8%

■組入上位10ヵ国・地域

⇒ アメリカが6割、日本は5%

順位 国・地域 比率
1 アメリカ 58.1%
2 日本 5.2%
3 イギリス 3.5%
4 カナダ 3.1%
5 フランス 2.7%
6 スイス 2.4%
7 ドイツ 2.0%
8 オーストラリア 1.9%
9 ケイマン諸島 1.8%
10 台湾 1.6%

■組入上位10業種

順位 業種 比率
1 情報技術 20.4%
2 金融 13.9%
3 ヘルスケア 11.8%
4 一般消費財・サービス 10.3%
5 資本ザ・サービス 8.9%
6 コミュニケーション・サービス 7.3%
7 生活必需品 6.8%
8 エネルギー 5.0%
9 素材 4.8%
10 公益事業 3.0%

■組入上位10銘柄

⇒ メタ(フェース・ブック)が10位まで下がりました。

順位 銘柄 国・地域 業種 比率
1 APPLE INC アメリカ 情報技術 3.8%
2 MICROSOFT CORP アメリカ 情報技術 3.0%
3 AMAZON.COM INC アメリカ 一般消費財・サービス 1.6%
4 ALPHABET INC-CL A アメリカ コミュニケーション・サービス 1.1%
5 TESLA INC アメリカ 一般消費財・サービス 1.0%
6 ALPHABET INC-CL C アメリカ コミュニケーション・サービス 1.0%
7 UNITEDHEALTH GROUP INC アメリカ ヘルスケア 0.7%
8 JOHNSON & JOHNSON アメリカ ヘルスケア 0.7%
9 NVIDIA CORP アメリカ 情報技術 0.7%
10 META PLATFORMS INC-CLASS A アメリカ コミュニケーション・サービス 0.7%

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