今月も売買がありません。
娘は、投資当初からまとまった資金を貯蓄していたので、つみたてNISAではなく、NISAで運用しました。NISA以外の余裕資金は特定口座で運用しています。
低コストのインデックスファンド
銘柄は私が推奨する3銘柄の中から、娘の判断で購入金額を決定しています。最近はインドなどの新興国にも関心を持ち始め、私の新興国投資割合を尋ねたので、「3%」(VWO(バンガード社の新興国ETF))だと答えました。
投資信託 | 割合 | |
特定口座 | 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 23% |
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 18% | |
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 31% | |
NISA | ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 14% |
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 14% |
評価益は指数で25です。昨年4月は111でしたから、投資元本を除くと14増加したことになります。
私と連れ合いは、ETFを中心に運用していますが、子供たちには低コストのインデックスファンド中心の運用を勧めています。
長期投資の場合は、ETFの方が低コストなので有利ですし、日本の財政が危うくなった時に、少しでも日本政府から距離の離れたアメリカのETFの方が望ましいのですが、確定申告における税額控除等、少し面倒な点もあるので、まだ結論は出ていません。
auカブコム証券のホームページで勉強します。
投信 VS ETF
投資信託よりお得!? 比較してみよう、米国株ETFを使った運用方法
米国株ETFは意外に簡単
「株式投資」をしようと、企業分析や業績、チャートを見比べてはみるものの、企業数も膨大で、銘柄選びに悩む人も多いと思います。
そんな場合はETF(上場投資信託)を検討してみましょう。国内株式にとどまらず、最近では米国株式のETFへの投資も気軽にできるので注目を浴びています。
ETFとはExchange Traded Fundの略で、Exchange(証券取引所で)Traded(取引される)Fund(投資信託)です。
米国株ETFに投資するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
米国株ETFに投資する4つのメリット
米国株ETFは、アメリカの証券取引所に上場している投資信託です。
この米国株ETFには「リアルタイム投資」「リスク分散投資」「コストを抑えられる」「少額での投資可能」という4つのメリットがあります。
特に投資初心者にとっては、株式投資のようにリアルタイムで投資ができて、さらに投資信託のようにリスク分散もできる点は大変魅力的なメリットではないでしょうか。
では実際に最近インデックス投資で人気のある投資信託(iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド)と、米国株ETF(iシェアーズ コア S&P 500 ETF(IVV))を、コストの面から比べてみましょう。
<国内投資信託と米国株ETFとのコスト比較(S&P500)>
コスト | 売買 手数料 |
為替スプレッド | |
---|---|---|---|
(国内投資信託) iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド (S&P500指数連動型) |
0.4125% (信託報酬) |
なし | 両替なし |
(米国株ETF) iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV) |
0.03% (経費率) |
0.495% | 1ドルあたり20銭 |
※2022年6月1日現在。コストは交付目論見書・FACT SHEETより、売買手数料・為替スプレッドはauカブコム証券の場合
どちらもS&P500指数をベンチマークとするインデックス投信なので、両者のチャートの動きは類似するものとなります。
コストと売買手数料を合わせて考えると、この投資信託は売買手数料がかからないので、例えば2年間保有した場合のコストと売買手数料の合計は、信託報酬の2年分の0.8250%です。
一方、このETFを2年間保有した場合は売買手数料の往復2回分を含めると1.05%です。つまり、2年以内に売却してしまうと投資信託の信託報酬よりも多くなり、不利になりますが、3年以上保有していればコスト面ではETFが有利になります。(為替スプレッドを考慮せず)
なお、米国株の手数料は約定金額の0.495%ですが、auカブコム証券の場合、上限手数料が22ドル(税込)となっています。つまり約定金額で4,455ドル(1ドル=127円とすると、約56.6万円)以上は上限手数料の22ドルになります。まとまった資金を一括投資する場合には大変嬉しい設定です。
また、ETFの売買にかかるコストとして、為替の両替にかかる費用(為替スプレッド)があります。auカブコム証券の場合は、1ドルあたり20銭です。国内投資信託の場合には、日本円ベースでの取引となるので両替は生じません。
次に、金(ゴールド)の投資信託と米国株ETFを比べてみましょう。
<国内投資信託と米国株ETFとのコスト比較(ゴールド)>
コスト | 売買 手数料 |
為替スプレッド | |
---|---|---|---|
(国内投資信託) iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(H無) |
0.5085% (信託報酬) |
なし | 両替なし |
(米国株ETF) iシェアーズ ゴールド トラスト(IAU) |
0.25% (スポンサー報酬) |
0.495% | 1ドルあたり20銭 |
※2022年6月1日現在。コストは交付目論見書・FACT SHEETより、売買手数料・為替スプレッドはauカブコム証券の場合
こちらも値動きは類似したものになります。
コストと売買手数料を合わせて考えると、やはり2年以内にETFを売却してしまうと投資信託と比較して不利になりますが、3年以上保有するのであれば、ETFで購入する方がコスト面で有利になってきます。(為替スプレッドを考慮せず)
この投資信託の「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)」の資産構成比率は、米国株ETFの「iシェアーズ ゴールド トラスト(IAU)」が99.6%を占めています。実は中身はほぼ一緒ですので、長く保有するのであればETFの方がコストは抑えられます。
なお、米国株ETFは他の米国株と同様に1株単位で購入できるので、少額から購入してみることもできます。これもメリットの一つです。
今まで投資信託のみで投資を考えていた方も、米国株ETFを活用するとさらに引き出しが増えますので、ぜひ活用してみてください。
※今回、ドルと円の為替は考慮に入れておりません。