11月に1306(TOPIXの株式ETF)を一部売却し、2025年分のNISA積立金原資等を作りました。そのうちの一部を生活費に補填しました。
私は、金融資産の売買は基本的に行わず、生活資金が足りない分を売却して現金化するだけです。
私のポートフォリオは、最近流行しているインデックスファンドではなく、NISA以外は全部ETFです。そうしている理由は、十年前はインデックスファンドが買いにくかったからです。
今から始めるならETFではなく、投資信託(低コストインデックスファンド)が良いと思いますし、現に、私の子供たちには、そうするように勧めています。
私のポートフォリオの8割以上は外国株式ETFですが、外国株式とのかかわりはかなり古くからあります。
最初に買った株式はアメリカの株式でした。1980年代当時は、直接アメリカ株式を買うことができず、ADRを利用しました。また、私は証券口座を保有していなかったので、父親に頼んで買ってもらいました。その株式は短期間で分割になり、株価はそのままだったので、評価額は2倍になりました。
ADR
ADRの正式名称はAmerican Depositary Receiptと呼ばれ、日本語では米国預託証券という名称で知られています。 ADRの仕組みを簡単に述べるなら、米国以外の国で設立された企業が発行した株式を裏づけとして米国で発行される有価証券となります。
確定拠出年金は全額外国インデックスファンド
次に買った外国の有価証券は、確定拠出年金で、2002年に600万円全額を外国株式パッシブファンド(インデックスファンド)に投資しました。その評価額はその22年後に3400万円を超えました。
外国株式ETF
2015年からは、手元資金の全額を外国株式ETFに投資しました。手元資金はほとんどなく、全額を外国株式ETFに投資しています。最近は、VOO(バンガード社のS&P500ETF)一本です。
現在、USMMFMMFが300万円貯まったので、そろそろVOO購入を考える時期ですが、USMMFの利回りが3.9%前後なので、急いでVOOを買わなくても良いかなと思っています。
投資は若ければ若いほど、複利の効果を生かせます。どうしたら資産を増やせるでしょうか。
2025年1月3日のCNBC Make itの記事を読んで見ましょう。
Millennial saved over $60,000 and bought her first home by 25 — here’s how she did it
ミレニアル世代が25歳までに6万ドル以上を貯め、初めてのマイホームを購入。
あるミレニアル世代は、若者が直面する暗い経済状況にもかかわらず、25歳までに自分の不動産を購入するのに十分なお金を貯めることに成功した。
英国を拠点とする30歳未満の専門職、ケニー・ブッキーは、KPMGやビザなどの企業で働いた経験を持つコンプライアンス・オフィサーだ。
25歳までに5万ポンド(約6万3000ドル)の貯蓄に成功し、最初の家のローンを組んだ。彼女の貯金と住宅ローンは、CNBC Make Itによって検証されている。
ブッキーは、インフレ、生活費の高騰、住宅価格の高騰が30代以下の若者に不利な状況が続いているため、両親からの経済的援助はなく、その代わりに非常に経済的に賢くならなければならなかったと説明した。
実際、2024年4月にCNBCが実施した「International Your Money Financial Security Survey」によると、両親より経済的に恵まれていると答えた成人は36.5%に過ぎず、逆に悪いと答えた人は42.8%だった。
また、多くの若者が大人になることを値踏みされていると感じているため、家を持ったり家族を持ったりすることができないと考え、ストレスに対処するために破滅的な出費をする人も増えている。
ブッキーは、2017年に卒業した後、このような懸念が頭をよぎったという。
「私はお金に気をつけなければならないバックグラウンドの出身で、お金は常に豊富にあったわけではありません。お金の周りには常に希少性の考え方があり、私の生い立ちもそうでした」とブッキーはCNBC Make Itのインタビューで語った。
「お金を貯めれば、そのお金で好きなことをする自由があるということを、幼い頃から学び始めました」。
プライバシーの観点から本名と年齢を非公開としたブッキーが、20代で5桁の貯蓄に成功した方法を紹介しよう。
貯蓄に夢中だった
ブッキーは、法医学の学位を取得したものの、十分な収入が見込めないと感じ、金融業界に転身し、銀行会社RBSでオンボーディング・アナリストとして28,000ポンドを稼ぎ始めた。彼女は当時から節約を心がけていた。
高い生活費にもかかわらずブッキーが節約できた方法のひとつは、できるだけ長く両親と同居し続けることだった。
そのため、ブッキーは毎日2時間の通勤を余儀なくされたが、その苦痛に見合うだけの貯蓄ができたという。
「私は給料の少なくとも50%を貯金することに執着していました。「だから、簡単に引っ越すこともできたけど、私はそのお金を貯めることを優先した。最高の環境ではなかったけれど、できる限り長く実家で暮らしたわ」。
彼女は、給料が安かったときにお金を節約することで、今でも続けている節約の習慣ができたと付け加えた。その結果、彼女の貯蓄は雪だるま式に増え、さらに多くのお金を貯めることができるようになった。
ブッキーは最初の5万ポンドを貯めると、そのおよそ半分を2022年に初めて購入する家の頭金にし、残りを株式市場に投資した。
質素に暮らす
ブッキーは、セールの時だけ服を買うなど、節約と質素な生活を両立させていた。
しかし、ソーシャル・メディアの時代に育つと、若者は比較文化に陥りやすく、身の丈を超えた生活をするようプレッシャーを感じやすい。
「私はただ、自分にとっての最終目標を理解した。自分がどんな未来を望んでいるのかがわかった。お金のために苦労したり、お金に制限されたりするような未来は望んでいない。それは贅沢な暮らしよりもずっと大事なことだった」とブッキーは語った。
しかし、それでも彼女は自分自身を楽しみ、友人との安い休日や外食に予算を割いたという。
彼女はまた、4万ポンドほど稼ぎ始めた当初、調子に乗ってBMWを買ってしまったことも認めている。
「一時的にその罠にはまったけど、それを見て思ったの。自分の目標に集中する必要がある。それでBMWを数カ月所有した後、売ってしまったんだ。もう試したんだから、フォードか何かに戻ろうよ」。
この経験豊富なミレニアル世代は現在、年収10万ポンドを超える。彼女は3万ポンド以上を株式市場に投資し、最初の家を賃貸物件に変え、2軒目の物件を購入する勢いだ。
にもかかわらず、ブッキーはミニマリズムに魅力を感じているという。
「例えば、贅沢な車を買う余裕はあるけれど、今はその時期ではないと思う。というのも、私の考えでは、そうやって贅沢なものを手に入れることで、ラットレースから抜け出せなくなる。私にとって、それは一種の束縛であり、負債に自分を縛り付けることなのです」。