外国株式インデックスファンド: 純資産額 販売会社

◎今日のグラフ1:外国株式インデックスファンド 純資産額

ETFの購入基準は1兆円

私の保有金融資産のうち8割以上がETFですが、その購入基準は、信託報酬が安いことと純資産額が1兆円以上であることです。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)は2001年の発売で、現在7兆円の純資産額に成長しました。しかし、ETF以外の低コストのインデックスファンドの歴史は日本ではまだ浅いので、1兆円規模のものはありません。

外国株式インデックスファンド 純資産額 百万円 2018年4月
eMAXIS Slim 先進国株式 11,284
eMAXIS Slim 新興国株式   5,948
ニッセイ外国株式 87,379
楽天・全世界株式   7,512
楽天・全米株式 10,953

ニッセイ外国株式インデックスファンドは積立用としては有望

ニッセイ外国株式インデックスファンドの純資産額は、現在874億円です。ニッセイのTOPIXインデックスファンドの純資産額は、172億円です。外国株式は2013年、TOPIXの方は2015年の発売なので、スタートに違いがあります。外国株式の874億円という数字は1兆円には遠く及ばないものの、低コストのインデックスファンドとしては最大規模ですので、積立用の投資信託としては有望だと思います。従って、もし個別の買い付けでなく積み立てをするのであれば、有望な投資信託と言えます。

100万円単位の購入ならETFが有望

ただし、百万円単位で購入して長期保有をするのであれば、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)やVOOなどのETFを買う方も有望です。私は、ETFを購入してBuy and Holdで売らずに持ち続けています。

ETFとインデックスファンドは大差なし

ETFにするか、あるいは積立投資信託にするかは、まとまった資金を持っているか、10年、20年の長期保有かによって判断すればよいと思います。ただし、インデックスファンドの保有コストが下がってきましたので、どちらにしても、それほど大きな差はありません。

実行することが大事

大事なことは、実行することです。実行しなければ、ただの知識ですが、実行すれば、運用結果がついてきます。そして10年間保有すれば評価益が発生するでしょう。

◎今日のグラフ2:外国株式インデックスファンド 販売会社 2018年4月

インデックスファンドならネット証券

外国株式インデックスファンドの販売会社を表にしました。TOPIXのインデックスファンドと同様に、野村証券、大和証券などの対面証券会社は扱っていません。一方で、SBI証券、楽天証券などのネット証券はすべて取り扱っています。

ETFなら少しコスト高だが野村証券も選択肢

私としては、ETFを中心に運用していますので、今回検討した外国株式インデックスファンドを購入する予定はありません。従って、SBI証券などのネット証券に口座を開設する予定はありません。

新たに口座開設するならSBI証券

しかし、私の子供の世代は、ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てられるように、SBI証券に口座を開設するように勧めたいと考えています。

インデックスファンドでもETFでも良いので実行することが重要

今回検討した日本と外国のインデックスファンドの中では、ニッセイ外国株式インデックスファンドが、信託報酬の安さと純資産総額の大きさからみて、最も優良なファンドだと思います。従って、投信積立を行うのであれば、この銘柄だけでも良いと思います。日本株式であるTOPIXについては、ニッセイのインデックスファンドの純資産総額がもう少し大きくなってから追加するという方法もあります。あるいは、100万円程度の資金がたまったところで1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)か1308のETFを買う方法もあります。大事なことは実行することです。

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