証券会社の営業

◎今日のテーマ:証券会社の営業

対面証券会社口座のリスク

対面証券会社に口座を持つことのリスクとして挙げられるのが、証券会社から営業を受けることです。証券会社にとって利益が上がる商品、逆に言えば投資家にとって不利益を被りやすい商品の営業を受けることです。例えば、コストの高いアクティブファンド、売れない社債です。

コストの低い投信なら顧客にもメリット

証券会社にとって利益になる商品が、必ずしも投資家にとって不利益にならない場合もあります。株式や投資信託はゼロサムゲームではないので投資家も利益になる場合もあります。しかし、営業を受けた商品でない、もっと優良な商品に投資していれば、投資家はさらに利益を受けることができたのかもしれません。

とあるクリーニング屋の話

1990年代の半ば頃、都内の、とあるクリーニング屋さんの奥さんと話をしていたところ、証券会社の営業マンが来て、「今度はこの会社の株式が有望だと思います。どうでしょうか。」それに対して奥さんが「そうね、いくらぐらい買おうかしら。」と尋ねると、営業マンが「5000万円ほど、どうでしょうか。」と答え、奥さんはすぐに「買うわ。」と答えたのでした。それを聞いてびっくりした私は、そこに同席していた私の知人に、「5000万円なんて、信じられない。」と言ったところ、知人は「いつもこんな感じです。」と答えたので、さらにびっくりしました。売買手数料を1%とすると、5000万円なら、50万円になります。これなら、証券会社の営業マンは株式の売買を勧めるわけだと納得しました。現在はネット証券での株式売買が主流でしょうから、このような会話はなくなったかもしれません。

ETFしか保有していなければ営業を受けない

ところで私の場合、現在保有しているのは、1306(TOPIX連動型上場投資信託)、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)、VGK(バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF)、VWO(バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF)、ASX 200(オーストラリア証券取引所における株価指数)がほとんどで、それ以外はわずかにMRF、USMMF、豪ドルMMFがあるだけなので、営業を受けることは有りません。以前はMRF、MMF、外貨MMFをかなりまとまった金額で保有していたので、外国の社債を勧められたり、パンフレットを送ってきましたが、「この人はダメだな」とあきらめたのか、最近は、そういうことは一切ありません。さすがに、1306やSPYを売れとは言ってきません。

MRF、外貨MMFを保有していると狙われます

一方、連れ合いは、1000万円以上の外貨MMF、MRFを持っているので、時々、電話で営業攻勢をかけられています。

家から離れた支店からも営業

私の家は、口座を保有している野村證券の支店からは電車で1時間近く離れているので、家から近い支店に口座を写した方が良いかなと考えたことがありました。しかし、家と支店が近くなると、直接訪問し営業されるのではないかと思い、口座を移すことを止めました。しかし、それでも先日1時間かけて我が家までやって来たことがありました。

MRF、MMF、外貨MMFなど流動性の高い消費を持たないこと

営業を受けないコツは、MRF、MMF、USMMFなど流動性の高い商品をできるだけ保有しないことと、何かの商品を勧められたら、きっぱりと断ることだと思います。証券会社が営業を仕掛けてくる商品を買うなら、その資金でSPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)などを買います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です