◎今日のグラフ:つみたてNISA取得金額と評価額2018年11月
NISAからつみたてNISAに移行
昨年までは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)をNISAで運用していましたが、今年「つみたてNISA」制度がスタートしたので、NISAからつみたてNISAに切り替えました。
平均余命をフル活用
今後の平均余命を見ると、私は20年、連れ合いは30年ありますから、つみたてNISAを100%活用できるだろうと考えました。
毎年売買を検討するのは億劫
NISAは、5年毎に売り買いを検討しなければならないのですが、将来のことは分からないわけですから、毎年分からないことを考えることはおっくうなのです。このため、20年間ほったらかしで運用できるつみたてNISAを利用することにしました。
野村つみたて外国株投信
私は、野村證券にしか証券口座を持っていないので、野村つみたて外国株投信で積み立てることにしました。グラフを見ると、7月までは取得価額と評価額が並んで増えてきました。8月9月は海外株式市場が好調だったので、赤い線の評価額が上回りまわりましたが、10月に落ち込み、11月にかなり回復しました。外国株式の期待リターンを6%とすると、20年間積み立てで1.5倍になると計算できます。取得金額を800万円とすると、1200万円になるということです。
◎今日のテーマ:野村つみたて外国株投信
2018年10月31日現在のマンスリーレポート
基準価額は10,071円で純資産総額は39億円です。新規加入者も入って、少しずつ成長しているようです。先進国株式に88.2%、新興国株式に11.7%投資しています。
国別配分は、
アメリカ 58.7%
イギリス 5.6%
フランス 3.4%
カナダ 3.3%
スイス 3.1%
その他 25.8%
です。
アメリカが6割
アメリカが58.7%ですから、全世界の株式市場の約6割を占めています。このため、アメリカ経済の動向が世界の株式のかなりの部分に影響を与えるということが分かります。経済ニュースでも、アメリカばかりが取りざたされる理由です。
通貨別配分は、
アメリカ・ドル 62.2%
ユーロ 10.4%
イギリス・ポンド 5.8%
香港・ドル 3.6%
カナダ・ドル 3.2%
その他の通貨 14.8%
です。
通貨の分散も重要
私のポートフォリオでは、アメリカ、ヨーロッパ、新興国、オーストラリアのETFを保有していますが、オーストラリア以外は、すべてドル建てです。従って、資産の分散化という点では、このファンドの方が優れていることになります。
運用管理費用は、野村よりニッセイが有利
運用管理費用(信託報酬)は、 年0.2052%(税抜年0.19%)です。現在はニッセイ外国株式インデックスファンドが0.1%に近いので、それに比べれば少し高いですが、問題にするほどのことは無いと思います。