◎今日のテーマ:連れ合いの運用実績2019年3月
サブプライム問題、リーマンショック
連れ合いが最初に資産運用を始めたのが、アメリカのサブプライム問題が発生する直前の2007年に1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)とSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)を合計で約1000万円購入しました、そしてリーマンショックの発生した後の2008年、2009年に暴落して、半分以下になりました。その後評価額は、2012年まで投資金額の6割前後で推移しました。
円安
2012年末ごろから、政権が交代して円安が進んだため、日本の株式相場が上昇を始めました。また、世界的にも景気が良くなってきました。
株を買いたくなる時
人間は、株価が下がると買いたくなくなり、上がると買う元気が出て来るのが自然な感情の動きのようです。連れ合いは2013年から1306の追加購入を始めました。2015年からはSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の追加購入を始めるとともに、外貨MMFも購入しました。2017年からVOO(バンガード社のS&P500のETF)も購入しました。
ETFの分散化は、日米だけか、世界か
連れ合いと私のポートフォリオの違いは、私が、日米だけでなく、ヨーロッパ、新興国まで広げて世界に資産分散しているのに対し、連れ合いは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)とSPY、VOOのアメリカS&P500のETFに集中していることです。
ウォーレン・バフェット推奨
将来的に1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を減らすと、資産のほとんどがアメリカS&P500になりますから、まさにウォーレン・バフェットの推奨するポートフォリオに近づきます。ただし、ウォーレンバフェットの相続資産は約1000億円ですから、連れ合いの資産は、その2000分の1でしかありません。
バイ・アンド・ホールド
連れ合いのグラフで、資産と運用益は同じ動きを示しています。その理由は、生活費等のために引き出したことがなく、バイ&ホールドBuy and Holdを実行しているからです。連れ合いは、リーマンショックの後には、「これから更に下がるだろうから、今売って、もっと安くなったら買い直した方が良い。」と繰り返し主張していましたが、そうすることは一回もなく、現在はそのようなことは言わなくなりました。SPYの年平均トータルリターンは、2019年2月末で以下の通りです。
3年間 15.11%
5年間 10.53%
10年間 16.50%
10年前は2009年2月で、リーマンショックの影響が一番ひどかった時期ですから、16.50%のトータルリターンになっており、これは異常値です。しかし、3年、5年とも10%を超えていますので、もうしばらく我慢すると、連れ合いの運用益も上向くかもしれません。