老後の資金と投資1

◎今日のテーマ:老後の資金と投資1

朝日新聞で3人の論客が老後の資金について語っているので、それらについて私の意見を書いてみようと思います。

三田則房

最初は漫画家の三田則房氏です。1958年生まれで「ドラゴン桜2」と「アルキメデスの大戦」を連載中です。2013年から2017年まで『インベスターZ』という漫画を『モーニング』(講談社)で連載しました。この漫画の内容は、以下の通りです。

『インベスターZ』の漫画の内容

「お金って何だ?
創立130年の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。入学式翌日に、財前に明かされた学園の秘密。各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」が存在するのだ。彼らの使命は3000億を運用し、8%以上の利回りを生み出すこと。それゆえ日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料だった!
『この世で一番エキサイティングなゲーム
人間の血が最も沸き返る究極の勝負……
それは金、投資だよ。』」

証券関係者等に取材

この漫画の制作にあたっては、証券関係者や企業経営者を取材して、実際の投資に役立つエピソードを盛り込んでいるのだそうです。会社四季報はインベスターZを評して、「投資ビギナーにも、一定の経験を積んだ投資家にも勝つための「気づき」を与えてくれる」と述べているそうです。

彼は、以下のような意見を述べています。

●が三田氏の意見、

⇒が私の考えです。

  • 日本人の投資に関する一般的な知識は、中学1年ぐらいだと思います。学校で投資について学ぶ機会がほとんどないからです。

⇒日本人がどのレベルにいるのかは分かりませんが、私とはかなり違う行動をとっている人が多そうだとは思います。次の2冊を読むと考え方がかなり変わると思います。

① 「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理」 バートン・マルキール

② 「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」 山崎元 、 大橋弘祐

  • 投資とは、コツコツと時間をかけて積み上げるものです、できれば10代から投資を始めた方が良い。

⇒ 10代は、お金のことは考えずに、勉強、運動、熱中できることに時間とお金をかけた方が良いような気がしますが、人それぞれですから、投資をするのも良いかも知れません。

  • 株を保有する高齢者の多くは、証券会社に運用を丸投げしています。株価の変動をチェックし、なぜ動いたのかを新聞記事などで読んで自分なりに分析するなど、もっと主体的に投資と向き合うべきです。

⇒銀行、対面証券会社などでアクティブファンドを買う人が多いのを見ると、丸投げとは言いませんが、金融機関に儲けさせてあげるほど裕福なのだと驚きます。

  • 食わず嫌いで投資を敬遠している高齢者も多い。今は積立型など少額から投資できる金融商品も増えているほか、銀行と証券会社の支店が一緒になった店舗も増えています。まずは相談してみるのはどうでしょう。

⇒ 銀行や対面証券会社に相談したら、金融機関に寄付するようなものですから、私は決してそんなことはしません。

  • お勧めできるのは金への投資です。

⇒ このブログで何度も株式、債券、金の値上がりのグラフを出していますが、私は金の投資をしません。なお、縦軸は対数目盛です。

  • 基本的に僕は経験のない高齢者にはあまり投資はお勧めできません。財産を増やそうと、ついつい欲をかいてしまうからです。高齢者の投資は、「増えればもうけもの」くらいの鷹揚な気持ちでするのがベストです。

⇒ 巨額な国債残高がどんどん膨れ上がっているため、ハイパーインフレのリスクが近づいてきているのですが、何もしないとどうなるのでしょうか。2019年の年金のアップ率は0.1%ですが、インフレ率は1.0%であると、ニュースで言っていました。

まとめ:三田氏と私の考えは随分と異なっているようです。なお、三田氏は現在、61歳で、連載を2本持っているということは、相当な収入があると思われます。このような人はハイパーインフレになっても、それに応じて原稿料が上がるでしょうから、資産運用の必要性が低いのかも知れません。二人とも60歳代前半ですが、収入には大きな格差があると思われます。

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