◎今日のテーマ:年金額改定通知書、年金定期便等
1.年金額改定通知書
令和元年6月1日の日付の国民年金・厚生年金保険の年金額改定通知書が届きました。
特別支給の老齢厚生年金
平成31年4月から年金額が改定されて約160万円になりました。私はまだ65歳に達していないので、年金は満額を受け取っていませんが、特別支給の老齢厚生年金、いわゆる2階部分、だけを受け取っています。2か月分で昨年より260円(約0.1%)増額になりました。少しだけインフレになっているので増加していますが、インフレ分が100%増額になるのではなく、マクロ経済スライドという訳の分からない名前の仕組みによって、増額幅が抑えられています。マクロ経済スライドとは、少子高齢化の進展に応じて、年金額の伸びを抑制し、将来世代の給付水準を維持するためのものです。
0.1%増加
平成31年度は、マクロ経済スライドの仕組みがなければ、年金額は0.6%増えていたところ、マクロ経済スライドの仕組みにより、▲0.5%とされた結果、0.1%増に”伸びが抑制”された、ということです。
2.年金定期便
パートタイマーは国民年金
年金定期便は、年金制度への理解を深めること等を目的に、毎年誕生月に、自分の年金記録を記載した「ねんきん定期便」が来ます。
2人とも480か月完了
私は60歳で厚生年金の納付をやめ、その後はパートタイマーとして働きましたので、一般厚生年金は429か月、国民年金の第1号被保険者の加入期間は51か月で、合計の年金加入期間は480月です。もし、40年間フルタイムの会社員として働いていれば、厚生年金の期間が480か月になるのですが、私はフルタイムの正規社員より、親の介護や趣味の時間を優先したので、厚生年金期間が短くなっています。私の連れ合いは、約10年間厚生年金の加入期間があり、その後は出産・育児などをし、最近20年間はパートタイマーとして働いていました。厚生年金の加入期間以外は国民年金の第1号被保険者として保険料を払いましたので、既に480か月の満期を完了しました。
3.年金の受取
私は来年から65歳になりますので厚生年金を受け取ることになります。現在の年間160万円に加え、国民年金分が約80万円が受給開始になります。それ以外に、連れ合いが65歳になるまでの3年間は、加給年金が加わり、連れ合いが65歳になると、それが振替加算になります。それ以外に、月々400円納付していた付加年金の受取が年間で1万円になります。
4.個人の年金
上記以外に個人の年金があります。
DB確定給付年金:以前勤めていた会社から支払われる年金:年間75万円
DC確定拠出年金:以前勤めていた会社が支払い、私が運用している年金:年間80万円?
財形年金:私が支払った財形貯蓄の年金です。年間75万円