インデックス運用を考える1

私は、ETFとインデックスファンドで資産を運用しています。

ETF、インデックスファンド

ETFは、Exchange Traded Fundsの略称で和訳は上場投資信託。特定の株価指数、債券指数、商品価格(商品指数を含む)などに連動することを目的に運用される投資信託で、通常の株式と同じように金融商品取引所において、いつでも売買が可能です。言ってみれば、取引所に上場されたインデックスファンドです。従って、ETFもインデックスファンドの一種です。

ETFは少額で分散投資が可能

またETFは目標とする指数・指標に連動する投資成果を目指す投資信託であることから、いわゆるパッシブ運用をおこなうため、相対的に信託報酬などの運用コストが低いのが特徴です。加えて、個別銘柄で分散投資をおこなうのに比べると、ETFは少額で分散投資が可能です。

投資信託は当時避けるべき商品

日本の個人投資家については、1980年代の株式バブルの頃まで個別株式の取引が主体でした。当時から投資信託(ファンド)もありましたが、私は証券会社の人(営業ではなく私の立場に立って親身にアドバイスしてくれる人)から、「株を始めるのなら、投資信託だけはやめた方が良い。あれは、証券会社だけ儲かってお客さんが損をする商品です。」と助言をいただきました。

パッシブがアクティブを上回る

しかしアメリカにおいて、バンガードの創業者である故ジャック・ボーグル氏がインデックスファンドを始めて大きく育てました。モーニングスター・リサーチが最近公表したデータによると、アメリカでは8月にパッシブ・ミューチュアル・ファンドへの投資額がアクティブファンドを上回ったそうです。アクティブファンドの市場シェアは49.9%と、10年前の約75%から縮小しました。

バフェットの手紙

なぜ、パッシブファンドが急成長しているのでしょうか。その理由の一つが、アメリカの投資家であり、9兆円の資産家であるウォーレン・バフェットが投資家への手紙に次のことを書いたのです。

S&P500のインデックスファンド

プロでない投資家には、私の遺言と同じことをアドバイスします。「10%を短期国債に、90%を非常に低コストのS&P500(バンガード社を勧めます。)のインデックスファンドに投資することです。」

バフェットの手紙だけでなく、アメリカの株式市場の動向を見てみましょう。

このグラフはシーゲル教授が作成したグラフを引き伸ばしたものです。ジェレミー・シーゲル(Jeremy J. Siegel)氏 は、アメリカ・ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートン・スクール)の教授で専門は金融論です。

200年で100万倍

横軸は1802年から始まって200年以上の幅があります。縦軸は直線ですが対数目盛なので、1ドルが200年強で100万ドルに成長しました。アクティブ運用であくせくしなくても、パッシブ運用で気長に構えていれば、長期的には資産は増加していくことが期待できます。

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