朝日新聞、日経新聞の個人投資家向け記事

朝日新聞、日経新聞の個人投資家向け記事は注意が必要

朝日新聞には、毎週「知りたい投信なるほどリッパー」の記事が出ます。わたしはこの記事を参考にすることはありません。なぜなら、アクティブファンドばかりが取り上げられているからです。

インデックスファンドを記事にしない新聞

たとえば、「純資産残高が10億円以上の上場投資信託(ETF)以外のオープン投信」について解説しています。つまり、ETFは最初から除外されているのです。

バフェット

ウォーレンバフェットは自分の遺言の中で 「資産の90%はS&P500、残り10%は政府短期国債に投資」することを薦めています。そして、アメリカではインデックスファンドはファンド全体の過半になりました。このような状況になっても、朝日新聞の記事はインデックスファンドを無視して触れないのです。

広告主のための新聞

朝日新聞の記事を見かけるたびに、「朝日新聞は読者のための記事ではなく、広告主のための記事」を載せ続けていると感じます。

記事を書くのは保険会社社員

また、朝日新聞に保険の記事が載っていた時に受けた印象は、「これは広告のページ」ではないか、と思ったことです。しかし欄外に「広告のページ」とは書いていませんでした。この記事を執筆したのは明治安田生命保険の社員でした。新聞は、経営的に厳しくなってきたので、広告主とのタイアップ記事を載せないとやっていけないのではないかと思ってしまいました。

日経新聞

日経新聞についても同じことを思います。日経新聞で記事になるのは、アクティブファンドばかりです。日経新聞も 「読者のための記事ではなく、広告主のための記事」を読まされます。

それでは、個人投資家向けの比較的信頼できる情報源はあるのでしょうか。

ブロガーの目線

商品については、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」が良いと思います。これは実際にブログを運営している個人投資家241人(2018年の場合)が投票して決定していますので、証券会社等のための賞ではなく、個人投資家が自分たちのために選んだ賞です。

組織票は排除できない

ただし、100%個人投資家が選んだのかは分かりません。昨年は下位の方に、経費の高い商品が入っているので驚きました。この賞の順位は投信ブロガーが投票で決めるのですが、その商品を販売している金融機関の社員がブログを書いて投信ブロガーとして認められれば投票が有効になる可能性があります。このため、本当の個人投資家ではなく、販売金融機関の社員が組織的に投票する可能性を排除すること完全にはできないかも知れません。

上位は信頼できそう

しかし上位を始め多くの商品は、なるほど、個人投資家が選んだ低コストの商品だと納得できるものが多いと言えます。従って、個人投資家は日経や朝日ではなく、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」を参考にすることが賢い選択かも知れません。

新製品が上位

ただしこの賞にも問題が全くないわけではないと思います。最近発売された商品などが上位になることが多いからです。一方で、あまり派手な動きのない商品は20位に入っていません。

ETFが少ない

入賞商品にETFが少なく、積み立てに便利なインデックスファンドが多いようです。その結果、ウォーレンバフェットの推奨するVOO(アメリカのS&P500のETF)は20位に入っていません。

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