VOO分配金支払2020年1月

VOO(バンガードのアメリカS&PのETF)の分配金支払

野村證券からVOOの分配金支払のお知らせが届きました。バンガード社のETFは年間4回、四半期ごとに分配金が支払われます。

合計分配率は3.27%

その分配率を棒グラフにしました。最近1年分は青色、それ以前はオレンジの棒にしました。1株当たりの価格は、2019年12月31日のものです。最近1年間の合計分配率は1.88%でした。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の分配率が2%弱ですからほぼ同じです。ただし、2019年は12月に価格が上昇したので、約2%と考えられるでしょう。

VOO分配率(1株295.80ドル)
2018/7/6 0.39%
2018/10/4 0.41%
2018/12/26 0.44%
2019/3/29 0.49%
2019/7/5 0.47%
2019/10/4 0.44%
2020/1/7 0.48%

VOOの経費率は0.03%

VOOは、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)とほぼ同じETFですが、コストが異なります。SPYの経費率が0.0945%なのに対して、VOOは0.03%しかありません。バンガード社は、徹底したコスト削減を実現して顧客本位の経営をしています。

ファンドの概要を確認しましょう。

ファンドの概要 設定日 : 2010/09/07 ⇒ リーマンショックの2年後です。
金融庁届出日 : 2010/12/13 ⇒ 間もなく10年になります。
基準通貨 : USD
ファンド純資産総額 : 5,203億ドル(57兆円)  2019/11/30 現在
ETF純資産総額 : 1,270億ドル(14兆円)  2019/11/30 現在
主取引所 : NYSE Arca
地域 : 米国
時価総額/投資スタイル : 大型株 / ブレンド

投資アプローチ

  • S&P500指数のパフォーマンスへの連動を目指します。
  • 大型株を投資対象とします。
  • 完全法を用いたパッシブ運用です。
  • ファンドはフルインベストメントを維持します。
  • 低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。

完全法とサンプル法

インデックスファンドの運用方法には、完全法とサンプル法があります。完全法はベンチマーク構成銘柄をすべて組入れる方法です。一方サンプル法は、ベンチマークとの連動性を保てるように一部の銘柄だけを抽出してポートフォリオを作る方法です。

フルインベストメント

フルインベストメントとは、余剰資金の発生を抑え、極力有価証券に投資することです。

トラッキングエラー

トラッキングエラーとは、ポートフォリオのリターンとベンチマークのリターンとの乖離の大きさを示す指標です。

トータルリターン

次にトータルリターンを確認します。2019年1年間のトータルリターンは31%でした。非常に高い数字ですが、その理由は年初が安すぎて、年末にかけて株価が上昇したためです。2009年の設定からの10年平均では、約15%です。この10年間についても、スタート時点がリーマンショックの直後だったために高くなり過ぎたきらいはありますが、それにしても2010年代の10年間が非常に好調だったことが分かります。

年初来 1年 3年 5年 設定来
基準価額(NAV) 31.46% 31.46% 15.23% 11.66% 14.68%
市場価格 31.47% 31.47% 15.20% 11.66% 14.68%
ベンチマーク 31.49% 31.49% 15.27% 11.70%

保有上位10銘柄 2019/11/30 現在

順位   保有銘柄
1  Microsoft Corp.
2  Apple Inc.
3  Alphabet Inc.
4  Amazon.com Inc.
5  Facebook Inc.
6  Berkshire Hathaway Inc.
7  JPMorgan Chase & Co.
8  Johnson & Johnson
9  Visa Inc.
10  Procter & Gamble Co.

純資産総額に占める上位10銘柄の割合 23.5 %

10年前に10,000ドルを投資した場合の現在までの推移

左下の「10月10」は2010年10月、一番右上は2019年12月19日です。10,000ドルが、32,971ドルに上昇しています。

主なデータは以下の通りです。

構成株式銘柄数 512
収益成長率 10.9 %
株価収益率 22.2 倍 ⇒ 日本では15倍程度標準と言われていますので、かなり高い数字です。バブルではないかという人もいますが、もしかすると、1年後、2年後に利益が増加して、同じ株価でも15倍まで下がるかもしれません。
株価純資産倍率 3.4 倍 ⇒ この数字も高いですね。

セクター別構成比率 2019/11/30現在

セクター VOO
Information Technology 22.8%
ヘルスケア 14.2%
金融 13.1%
Communication Services 10.4%
一般消費財 9.8%
資本財 9.3%
生活必需品 7.2%
Energy 4.2%
公益 3.3%
不動産 3.0%
Materials 2.7%
合計 100.0%

新興国では金融セクターの比率が高かったですが、アメリカはIT、ヘルスケアが1位、2位を占めています。

カテゴリーETF

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