2010年4月の私の運用実績1:退職金等で資産運用をスタート!

2010年4月の私の運用実績1

今回から過去の運用実績を振り返ることにしたいと思います。資産運用を始めたのは実質的に2010年の4月からですので、まず、そのスタート時点の振り返りから始めることにします。なお、スタート時点での金融資産は、すべて私の退職金、賞与、月給などを貯蓄したものであり、親からの相続財産は一切ありません。数値は合計を100とした時の指数です。指数だとイメージがわきませんから、指数100が1億円あるいは5千万、つまり、指数1が100万円あるいは50万円と読み直していただければ多少なりともイメージがわくかもしれません。

資産2010年4月
銀行預金53
USMMF4
ユーロMMF4
豪ドルMMF2
個別株18
財形年金保険4
保険等1
DB9
DC5
合計 100

退職金等の暫定的預入れ

2010年に退職金等を元金として、投資を始めました。この時点では、再就職先の年収等がまだ不明だったので、大半の手元資金をメガバンク3行の大口定期などにとりあえず預け入れました。しかし、ずっとこのまま銀行に預金するのではなく、生活収支の見通しが立つにつれ、この後数年をかけて銀行預金をゼロに引き下げていくことになります。

外貨MMF利回りの過去20年の実績

また、1990年以降の日本と米欧等の先進国の金利と為替を調べたところ、もし先進国の外貨MMFを購入してそのまま保有したとすれば、リターンはある程度期待できるとという結論に達しました。そこで手元資金の10%で試しにUS、ユーロ、豪ドルのMMFを購入しました。

取引金融機関

私の取引している証券会社は野村證券1社だけです。野村證券には約30年前に口座を作って、少額ではありましたが公社債投信を買ったり、外貨MMF、転換社債で取引をしました。投資ブロガーは野村証券のような対面証券会社ではなく、SBI証券のようなネット証券の口座を使っている人が多いように思います。ネット証券会社は、外貨ETFの品揃えが充実していて、積立に適したファンドもとても多いことに加えて、売買手数料が低いなどの理由で選ばれているようです。

野村証券を選択

しかし、私の場合は2010年当時、とりあえず、外貨MMF、1306、SPYが購入できればよかったので、約30年間口座を開いている野村証券を引き続き利用して、他の証券会社に口座を開設することは考えませんでした。
(次回に続く)