2011年3月の私の運用実績:円高でかなり資産が減少 資産を銀行から証券会社に移す

2011年3月の私のポートフォリオです。

2010年4月に本格的資産運用を始めて、最初の1年間の資産運用益のグラフが次の通りです。箱のように見えるものが一つあるだけなので分かりにくいかもしれませんが、2010年4月は開始時点ですのでゼロになり、2011年3月が最初の運用益です。1回分ですので、箱のように見える棒グラフも一つだけです。

目盛がマイナスになっているので、マイナスの運用益、つまり、運用損です。

指数(2010年4月の元本合計が100)で表していますので、指数1が100万円と考えていただければ、イメージが沸きやすいかと思います。

今は日経平均が22000円台ですので、これほどの運用損が出るとは、理解しがたいかもしれませんが、2011年はこのような時代だったのです。

ただし、損切りをしていませんので、実損は発生していません。

     資産運用益

 

円高の進行

1年前の2010年4月に比べて、2011年3月はドル円が約10円安の83円に下がりました。ユーロの為替レートも125円から120円に下がりました。豪ドル円の下げはわずかでした。

資産を銀行から証券会社に移す

この1年間で銀行の定期預金を3分の2に減らしてUSMMF、ユーロMMF、豪ドルMMFを増やしたのですが、そこで円高になったので為替変動が大きく響きました。個別株は変動がありませんでしたが、TOPIXもこの1年間はあまり変動しませんでした。自由に投資できる資金を銀行から証券会社に移したので、MRFとMMFを増やしました。生命保険はこの1年間で解約したので、資産としてはゼロになりました。

DBは不変、DCは減少

DB(Defined Benefit Plan:確定給付年金:企業年金)はリターンが低い反面、為替や株式相場の影響を受けにくいので、変動しませんでしたが、DC(Defined Contribution Plan:確定拠出年金)は、全額を外国株式で運用していたため、減少しました。

円高による評価減でも慌てず

この年の10月にはドル円が75円まで下がったので、外貨資産、株式とも評価損を出してしまいました。しかし、今振り返ってみても、当時、特に焦った記憶はないような気がします。ETFや為替は個別株と違ってゼロになる心配ががないので、いつか元に戻ると思っていたからかも知れません。