2018年9月までの私の運用実績の評価益は90%です。

◎今日のグラフ:2018年9月までの私の運用実績の評価益は90%です。

評価益が先月比600万円増加

今月は、先月に比べて運用益が1100万円(先月までの計算方法だと600万円ですが、過去における生活費等への引き出し額500万円を今月から加えています)増加しました。評価益は中央区晴海64㎡新築マンション又は高級車18台分です。9月は、折れ線グラフがほぼ垂直に立っています。

買うETFは1306、SPY、VOO

私の資産運用方法の基本は、日本は1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)、アメリカはSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)またはVOOを買うだけです。タイミングは特に考えません。個別株式は、社員持株会株式以外は持ちません。

基本は長期運用

2010年から資産運用を始めましたが、1年後の2011年には、円高や業績低迷で、300万円以上の評価損失が発生しました。私は基本的に長期運用の方針なので、気にせずに放っておいたところ、2012年には1100万円の評価益が発生しました。この理由は、持株会で積み立てた株式価格が上昇したためです。

異次元緩和、チャイナショックで変動するも長期では一直線

2013年から2015年は、日本銀行の異次元緩和の効果で、資産も増加しました。2016年にはチャイナショックの影響で下がりましたが、2017年には持ち直し、その後は好調です。このように長期で眺めると、ほぼ直線状に資産が増加していることが分かります。

◎今日のテーマ:評価益1億円突破

持株会株式の運用益を加えると、1億円の評価益

折れ線グラフにの題名の中に「2010年4月の資産を100とする指数」と書いてあります。つまり、2010年4月に持っていた資産を元に評価益を計算しています。ところが、この時点の資産には、既に1000万円の評価益が含まれていました。それは、持株会の株式の評価益で、給与天引きの積立金1000万円に対し、時価は2000万円だったのです。このブログは2010年4月を起点として指数などを作りましたが、純粋の評価損益を計算すると、概算で元本1億円に対して、評価益1億円を、今月達成しました。

ETFを買い続けたおかげで金融資産が倍増

この間、銀行の普通預金や外貨MMFの期間が長かったりして、稚拙な資産運用の時期が長ったのですが、一方で日本銀行の金融緩和やアメリカ経済の好調に支えられても来ました。振り返ると、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)とSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)をメインにETFで長期保有したことが良かったと思います。なお、この金融資産の元手は、私の給与や退職金だけであり、相続を含んでいません。コツコツと無理なく貯めて運用してきた結果です。

◎今日のテーマ:SPYについて

SPYとは?

私が運用している資産の3分の1は、SPYです。SPYはニューヨーク市場に上場されている、アメリカSPDRのS&P 500の ETFです。株式はリスクが大きいし、ETFってなんだかよくわからない、という人もいるでしょう。あるいは、日本の株式でも不安があるのにアメリカは一層不安だし、為替変動もあってリスクだらけだと考える人も、かなりの割合でいるかもしれません。でも、次のことを知ると、もしかすると、少しなら投資してもいいのかな、と考える人が増えるかも知れません。

アメリカの上位500社に分散投資

SPYの純資産総額は2750億ドルですから、日本円で31兆円になります。世界最大の上場インデックスファンドです。SPYは、アメリカの上位500社の株に加重平均で投資しています。アメリカの企業が対象ですが、多くの企業がグローバルに展開している企業ですから、単なるアメリカというよりは、かなり世界的に投資するETFだということができます。

トータルリターンは10%以上

トータルリターンは1年で18.37%、3年平均で16.91%、5年平均で13.69%です。この数字は信じられないような高い数字ですが、実際にかなり上昇しています。これだけ高いと、為替変動があっても、それを吸収できるのではないでしょうか。リーマンショックのようなことがあって、価格が下がっても5年、10年のうちには元に戻っているようですし、その間も約2%の配当は毎年のように受け取れると考えれば、悪い時期でもかなりいい成績になりそうだということがわかります。