11月はつみたてNISAで33,000円を購入した以外は変更がありません。
連れ合いのポートフォリオは激変
連れ合いのポートフォリオは、
- S&P500(VOO、SPY):56%
- 外国株式:3%
- USMMF:1%
- 国内株式(特定口座、NISA):39%
です。しかし、十数年前までは、
- 銀行預金:81%
- 従業員持ち株会で湖入下個別株式:9%
でした。
宝くじを買う人の気持ちが分からない
そして、時々宝くじを買っていました。私が還元率の話を繰り返すことによって、宝くじは一切買わなくなりました。2020年度の還元率は以下の通りです。
- 宝くじ:47%
- サッカーくじ:50%
- 中央競馬:75%
- 競艇:75%
- 競輪:75%
競馬などには当たり外れ以外の楽しみも
この数字を見ると、かなりの人は宝くじを買わなくなると思います。一方、中央競馬などを楽しむ人たちは、75%という還元率を知っているようです。ただの勝ち負けだけではなく、競馬はいろいろな楽しみがあるので、その楽しませてくれたサービス料を支払っているようです。
株式ETFの過去5年平均の還元率は以下の通りです。
- SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF): 118%
- 1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF)):108%
100%を超えていますので、平均的には儲かるということです。ただし、これは平均ですから、損をする人もいれば、大儲けする人もいます。
株式ETFだけだと物足りない?
株式ETF自体は、一度買ってしまえば、その後の売り買いは必要ありませんから、退屈に思う人もいるかもしれませんが、株式ETFを取り巻く、主要企業の業績、中央銀行の金融政策、政府の財政政策、為替レート、新型コロナウイルスなど、興味あふれる要素がたくさんありますから、私は飽きることがありません。
コア・サテライト投資
それでも、株式ETFだけでは退屈だから、どうしても他の面で楽しみたいのであれば、コア・サテライト投資という方法で楽しむことができます。
例えば、
- コア:VOO: 80%
- サテライト:日米の個別株式10銘柄: 20%
のように、S&P500のVOOで、かなり安定的なリターンを確保した上で、余裕資金の範囲内で個別株式に投資するのです。この時の個別株式の選び方は、できるだけ業種を分散させることによって、リスクを低減した方が良いと思います。十分に分散することができれば、VOOと同程度のリターンを得ることができますし、株式ETFのような信託報酬が不要ですから、楽しみと実益の両方を得られるかもしれません。
私は、他のことに忙しいので、このコア・サテライト投資を当面始める予定はありませんが、10年、20年後に時間ができたら始めるかもしれません。
1981年からSPYに投資したら・・・
SPYが発売されたのが1993年でしたので連れ合いが貯蓄し始めた1980年代にはSPYのような良い商品がありませんでした。しかし、もし1981年から24年間、毎年SPYに200万円投資していたらどうなったでしょうか。毎年200万円投資することは、必ずしも簡単なことではありませんが、連れ合いの実際の貯蓄額はその程度でした。
40年で9億円に増加
結果は驚くべきものでした。2021年には、894,614,217円、つまり約9億円に増えていたのです。これほど大きな金額に成長した理由は、
- アメリカの株式市場が急成長してきたこと
- 複利の効果があったこと
- 早く投資して、投資期間を増やしたこと
等です。
西暦 | 投資額(合計48,000,000円) | 評価額 |
1981 | 2,000,000 | 2,000,000 |
1982 | 2,000,000 | 4,200,000 |
1983 | 2,000,000 | 6,620,000 |
1984 | 2,000,000 | 9,282,000 |
1985 | 2,000,000 | 12,210,200 |
1986 | 2,000,000 | 15,431,220 |
1987 | 2,000,000 | 18,974,342 |
1988 | 2,000,000 | 22,871,776 |
1989 | 2,000,000 | 27,158,954 |
1990 | 2,000,000 | 31,874,849 |
1991 | 2,000,000 | 37,062,334 |
1992 | 2,000,000 | 42,768,568 |
1993 | 2,000,000 | 49,045,424 |
1994 | 2,000,000 | 55,949,967 |
1995 | 2,000,000 | 63,544,963 |
1996 | 2,000,000 | 71,899,460 |
1997 | 2,000,000 | 81,089,406 |
1998 | 2,000,000 | 91,198,346 |
1999 | 2,000,000 | 102,318,181 |
2000 | 2,000,000 | 114,549,999 |
2001 | 2,000,000 | 128,004,999 |
2002 | 2,000,000 | 142,805,499 |
2003 | 2,000,000 | 159,086,049 |
2004 | 2,000,000 | 176,994,654 |
2005 | 0 | 194,694,119 |
2006 | 0 | 214,163,531 |
2007 | 0 | 235,579,884 |
2008 | 0 | 259,137,872 |
2009 | 0 | 285,051,659 |
2010 | 0 | 313,556,825 |
2011 | 0 | 344,912,508 |
2012 | 0 | 379,403,759 |
2013 | 0 | 417,344,135 |
2014 | 0 | 459,078,548 |
2015 | 0 | 504,986,403 |
2016 | 0 | 555,485,043 |
2017 | 0 | 611,033,547 |
2018 | 0 | 672,136,902 |
2019 | 0 | 739,350,592 |
2020 | 0 | 813,285,652 |
2021 | 0 | 894,614,217 |
子供達には低コストインデックスファンドを推奨
私は自分の子供たちに、20代、30代から、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドなどで貯蓄することを勧めていますので、30年後が楽しみです。